二条城には、50品目の桜が300本ほど植えられているそうです。
そしてライトアップも毎年行われているのですが、今年2017年は大政奉還から150年を迎える年。
いつものライトアップに加え、プロジェクションマッピングによる演出も行われる特別仕様で開催されています。
映像にはテーマがあって、精霊たちがあまりにも見事な二条城の桜に魅了され、そこに集まって宴を催す、というものです。
公式サイトによる当日(4月12日)の桜の状況は、
- しだれざくら(清流園):満開
- やまざくら(清流園):満開~花吹雪
- そめいよしの(緑の園):満開~花吹雪
- しだれざくら(本丸西側):満開
- さとざくら(桜の園):5分咲き
という状況。
一番良い時期に行くことができました♪
入城してすぐ、唐門でいきなりプロジェクションマッピングが始まります。
彫刻がふんだんに施されていて、普段でも豪華な唐門なのですが、今回はさらに映像で豪華な彩りがつけられています。
龍が登場。
唐門の周りに鶴が飛び回り、桜を咲かせていきます。
写真は撮れませんでしたが、扉に映された「扉」が開いていく映像もあって、あたかも本当に開いていくような錯覚に陥って面白かったです^^
1分半ほどの映像でしたが、何度も見る人がたくさんいました。
次の映像の場所は庭園内にある茶室、香雲亭。
清流園という庭園内にある茶室に映し出される映像は、能の演目「羽衣」を演習しているそうです。
ただ、こちらは映像を堪能するにはちょっと環境が悪かったです^^;
まず、道が狭く、鑑賞するには並ばないといけないということ。
並んで茶室の前まで来ても、映像を見るには邪魔な木が多かったり、見えたとしても茶室まで遠かったです。
(庭園のライトアップとしては綺麗だったのですが^^;)
それでも道が狭いために、一度見たら前に進むことを促されてしまいます。
さらに、同じ道の後ろ側は素通りする人用に空けているのですが、そこで立ち止まる人を制するために、係員が繰り返し大声で注意を呼び掛けていました。
これらの作品は、映像だけでなく音楽もかかっていて、合わせて幻想的な世界観を演出していると思うのですが、かなり台無しになっていました^^;
人が多いからしょうがないのかもしれませんが、もう少し人の整理をなんとかしてほしかったですね~。
そして最後は、清流園内の桜。
こういう自然物にも映像をプラスしちゃってます。
これが一番良かったです^^
桜も、光を当てて白くなったり、それが濃いピンクに移り変わったり、木からも何か妖精のようなものが出ているということを演出したり、そして幻想的な音楽も合わさって、桜並木が不思議な空間になっていました^^
下の写真は、同じ場所を撮影したものです。
写真ではその良さを伝えづらいのが残念ですね><
二条城の桜のライトアップは、16日まで。