御金神社

京都市営地下鉄「烏丸御池」駅から徒歩5分ほど、世界遺産の二条城からもほど近い街中にある御金神社。

「御金」は「おかね」ではなく「みかね」と読むのですが、いかにも金運アップ的なご利益が得られそうなお名前ですよね^^

実際、金運アップの神社としてテレビでよく紹介されているんです。
街の一角にある小さな神社なのですが、人が絶えず参拝に訪れます。

そんな御金神社を参拝しました。

御金神社のご利益

御金神社の神様は、日本で唯一となる金属類の神様「金山毘古神(かねやまひこのかみ)」。
京都の人は「金神(こんじん)様」と呼び親しんでいます。

元々は鉱山・鉱物の神として民家にひっそりと祀られていたそうです。
昔は鏡、刀剣類等の武具、(すき)(くわ)などの農業用品は、生活の中で重要な道具でしたからね。

ご利益は、

  • 金運
  • 招福
  • 開運

となっています。
お金にまつわることなら何でもご利益がある、という感じですね。
お金を貯めたい方、うまく資産運用をしたい方、不動産を活用している方、宝くじを当てたい方などは参拝必須でしょう。
特に、宝くじが当たったという口コミは絶えません。

また、金属類の神様ですから、鉱工業や農産業、工場、精密機器を扱う人など、金属にまつわるご利益も得られます。

金色に輝く御金神社の鳥居がお出迎え♪

御金神社 鳥居

御金神社の鳥居は、ごらんの通りまっ金金!
形としてはシンプルがウリの神明鳥居なのですが、その素朴さはどこへやら、綺麗に金箔が施されて豪華な鳥居になっています。
とはいえ、ここは金運の神社ですから、ふさわしい鳥居ですね^^

もともとは木製の鳥居だったのですが、台風で壊れた際に鉄製の鳥居が建てられました。
そこに、金箔屋さんがご奉仕として黄金の鳥居に仕上げてくれたのだそうです。

こうなると、本殿にも期待は高まるのですが、本殿は意外にも普通。

御金神社 本殿

さすがに豊臣秀吉の黄金の茶室のようにはいきませんね(≧▽≦)
でも、屋根は金、金、金の文字が並びます!

御金神社 屋根

よく見ると、鈴緒も金色。

御金神社 鈴緒

鳥居の横にある手水舎には、カゴが用意されています。

御金神社 銭洗い

これは、「銭洗い」をするためのカゴです。
お金をここに入れて洗えば金運アップですね^^
小銭はもちろん、お札でも破れない程度なら洗ってもOKとのこと。

お金の形をした石も。

御金神社 石

撫でるとご利益がある??
かどうかはわかりません^^;

本殿の奥には、ご神木のイチョウの木が見えます。

御金神社 イチョウ

御金神社には、この木をかたどった絵馬が奉納されているんです。

御金神社 絵馬

それもこんなにギッシリ!
所狭し!!

御金神社 絵馬

本殿横や軒にも。

御金神社 絵馬

願い事を見てみると、やはり宝くじ系が多い感じですね^^

絵馬に書かれている「金」の文字がさかさまになっているのは、金運がご神木から降ってくることを意味しているのだと思われます。

ということなら、このイチョウの木にもお近づきになりたい・・・
でも、木は本殿の奥にありますので、そこまでは行けません><
後ろのマンションに住んでいる人、うらやましいです^^

御金神社のお守り&おみくじ

本殿の横にはお守り販売コーナーがあります。

御金みくじ

販売されているものはやはり、金運に関するお守り一色!

その中で御金みくじは大大吉入り!
これが出た年はお金に困らなそうですね^^

私も一枚引いてみました。

御金みくじ

結果は「吉」。

御金みくじ 吉

内容を読むと、「失えど得る者あり」とのこと。
断捨離をすると良さそうな感じです^^

おみくじには「金」をさかさまにしたお守りも付いていました。
金運が降ってくる、ということでしょうね^^

御金神社の福財布は必ずゲットすべし!

御金神社で、おみくじ以上に人気になっているのがこれ。

御金神社 福財布

「福財布」です。
お金やはもちろん、銀行の通帳や、買った宝くじはここに入れておくといいですね。

福財布の値段は1,000円。
社殿横のお守りを販売している所で購入できます。
(巫女さんがいなければ、社殿右奥の通路から行ける社務所で購入可能)

御金神社自体は24時間参拝可能ですが、お守りや福財布の販売時間は10:00~18:00。

ただし、福財布はその時間内でも売り切れることが多いようです。
(在庫がある場合は張り紙が貼られています。)

  • 初詣
  • 観光シーズン
  • 土日祝日
  • テレビで紹介された直後

などは売り切れる可能性があります。
購入予定の方は、売り切れる可能性も考えて早めに購入しておきましょう。

福財布の返納方法

福財布は1年たったら返納して新しいものに変えた方が良いでしょう。
お守りやお札などもそうですが、古いものを長く持つと、逆に厄がついてしまいます。

古い福財布は、神社に置かれているお守りやお札の返納箱に返す、もしくはどんど焼きで焼いてもらうのでもOKです。
御金神社で返せればよいですが、お近くの神社で返してもOKです。

御金神社にアクセスする際の注意点と駐車場について

御金神社には、残念ながら神社専用の駐車場はありません。

神社は大通りから1歩筋道に入ったところにあるのですが、意外にも車や人がよく通る道になっています。
交通整理の人も用意するくらいなので、路駐はできません。

車で訪れる場合は、近くのコインパーキングを利用しましょう。

電車で訪れる場合は、地下鉄烏丸線「烏丸御池」駅や、地下鉄東西線「二条城」駅が最寄りとなります。
どちらからも徒歩5分ほどです。


御金神社は小さな神社ですが、京都に遊びに来る際はぜひ^^
夜でも参拝可能で、24時間お参りすることができます。

ちなみに、夜はライトで黄金の鳥居がよりキンキラキンです^^

御金神社 夜 鳥居

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