今年(2018年)の春は急に暖かくなりましたね。
なので桜の開花も急速です!
2018年の開花予想では、嵐山は3月31日(土)に満開とのこと。
でも、あまりの暖かさにもっと早まるのでは?と思い、3月29日(木)時点で見に行ってみました。
天龍寺の桜
まずは嵯峨にある禅寺の名刹、天龍寺。
入り口には、天龍寺の名物の一つ、枝垂桜が見頃を迎えてるとの看板がありました。
まるで拝観入り口に誘うように桜の木が続いています。
なかなか良い咲きっぷりです^^
ここから先が拝観受付。
天龍寺の拝観は、
- 庭園(曹源池・百花苑):高校生以上:500円、小・中学生:300円
- 諸堂(大方丈・書院・多宝殿):庭園参拝料に300円追加
- 法堂「雲龍図」特別公開:一人500円
となっています。
セット券はありませんので、全て別々です。
なので庭園を拝観した後に、「やっぱり諸堂も」と、後付けできます。
普段は土日祝のみ公開されている法堂の雲龍図が、桜の時期は毎日公開されています。
ついでに拝観してしまう良い機会かもしれませんね^^
桜を見るなら庭園拝観へ
天龍寺と言えば、広大な庭園が有名です。
特に、大方丈の裏にある曹源池庭園は、南北朝時代の臨済宗の禅僧「夢窓疎石」が手掛け、その作庭当時の面影をとどめる庭園として知られています。
曹源池庭園は結構な広さなのですが、それをさらに広く見せているのが、曹源池庭園裏に見える亀山。
この亀山を借景として使っているので、さらに広大に見えちゃうのです。
桜はありませんが、天龍寺に来たらこの庭も堪能しておきたいところですね^^
曹源池庭園を過ぎて、多宝殿前に行くと名物の枝垂桜があります。
多宝殿正面だけではありません。横にも何本かありました。
多宝殿の廊下から見ると、ちょっと高いところから距離を置いて見ることができます。(諸堂拝観で廊下に上がることができます)
曹源池の裏にも参拝コースがあります。
「望京の丘」から先ほどの枝垂桜を見下ろすことができます。
天龍寺ではこのように、桜が色んなところに植えられているわけではありませんが、枝垂桜を色々な角度から見ることができます。
諸堂拝観をしないと見れませんが、多宝殿の裏には、わずかながら独り占めできる桜の木がありました^^
嵐山公園の桜
次は、嵯峨から渡月橋を渡ったところにある中之島公園(嵐山公園)へ。
ここも桜はもう満開状態でした^^
時折風が吹いて、満開状態から散っていく桜はなんとも美しかったです♪
嵐山公園は、平日でも御座を敷いてお花見をしている人がたくさんいました。
今年はこの時期にしては雨がなく、桜を楽しみやすいチャンス年ですね^^