嵯峨野の竹林の中にある縁結びの神様、野宮神社

嵯峨野 竹林

京都・嵯峨野の有名な竹林地帯の中にある野宮神社ののみやじんじゃ

縁結び、子宝、学問の神様のいるパワースポットで、平日でもたくさんの人が訪れる神社です。
人力車も停まるほどの観光名所で、特に縁結びを求める女性が多いですね^^
また、源氏物語「賢木の巻」にもその様子が書かれているほど、歴史のある神社でもあります。

斎王が身を清める神社

野宮神社は元々、伊勢の神宮に奉仕する「斎王」が潔斎(身を清める)する場所でした。

伊勢神宮は日本人の総氏神とされる特別な場所ですから、昔は天皇自ら天照大神あまてらすおおみかみを祀っていたのですが、伊勢神宮に移って以来、未婚の皇女(天皇の娘さん)を天皇の代理として専属で奉仕させるようになりました。

それを斎宮制度と言い、飛鳥時代から室町時代に南北朝の動乱があるまでおよそ660年間続きました。
ちなみに、賀茂社(上賀茂・下鴨神社)にも別で斎王が選ばれましたが、神宮と賀茂社の斎王を別けるために、神宮の方を“斎宮”、賀茂社の方を“斎院”と呼ばれています。

斎宮に選ばれた皇女は奉仕につく前に、皇居内の初斎院で1年余り潔斎し、野宮に移って更に3年間潔斎の後、伊勢神宮に向かうことになっていたんです。
斎王は、天皇が変わると新たに任命されます。

そして、野宮の地もその度に変わります。
斎宮が潔斎する地は嵯峨野の地とされているのが定番でした。

野宮神社の場所が使われたのは、平安時代の嵯峨天皇の皇女が最初とされています。
源氏物語でも野宮が登場します。

「野宮」というのは場所が変わる性質上、源氏物語に書かれている野宮が野宮神社のことを指すのかは不明ですが、物語に登場する「黒木鳥居」と「小柴垣」は、野宮神社にあります。
黒木鳥居は野宮神社の第一鳥居ですね。

野宮神社

鳥居の両側には小柴垣もあります。
黒木鳥居は、樹皮のついたまま建てられる原始的な鳥居です。

野宮神社 黒木鳥居

ご利益いっぱいの野宮神社

野宮神社 本殿

野宮神社にはの御本殿は野宮大神(天照皇大神)、伊勢神宮内宮と同じ神様です。
境内に入って左側にある手水舎で手水をすませたら、まず最初に本殿を参拝し、日頃の感謝を伝えます^^

本殿左側には芸能上達の白峰弁財天さんもいらっしゃいます。
境内左側には野宮大黒天。

野宮大黒天 神石

良縁結婚、進学の神様です。
縁結びを願う方はここでお参りしましょう。

野宮大黒天の左側には、祈りを込めて撫でると願いが叶うという神石(亀石)もあります。
霊験あらたかなのだそうで、縁結びでない方も、この石は撫でておきたいですね^^
横の絵馬も縁結びらしい絵馬になっています。

乃野宮神社 縁結び絵馬 乃野宮神社 縁結び絵馬

でも実は、野宮大黒天は縁結びだけでなく縁切りもできます。

野宮神社 禊祓清浄御祈願

「禊祓清浄御祈願」という紙に祓いたいことを書いて、水に浮かべます。
文字が消えて紙が沈んだら願いが叶います。
人の縁だけでなく、自分の悪い癖などでもOK。

考えてみれば、斎王が身を清めるために使った場所ですから、そういう縁切りが出来るのも納得できますね^^
良縁を結びたい方も、その前に悪縁を断ち切ると、良縁もより確かなものになると思います。
縁結びも縁切りも、関係性のものでワンセットですからね^^

そして本殿から右側に行くと、境内社の白峰稲荷の鳥居があります。

野宮神社 白峰稲荷

奥に行くと、子宝安産、商売繁盛の白福稲荷大明神がいらっしゃいます。

野宮神社 白峰稲荷

お隣には、交通安全、財運向上の大山弁財天さんもいらっしゃいます。

野宮神社 大山弁財天

御朱印

野宮神社の御朱印です。

野宮神社 御朱印

印だけのシンプルなものです。


野宮神社では、10月に「斎宮行列」という行事が行われます。
これは、斎宮群行といって、斎宮が伊勢へと向かう旅を再現したもの。
綺麗な着物を着た斎宮代(今は斎宮はいないので、斎宮の代理)と、伴のものが100人くらい嵐山を練り歩きます。
嵐山の葵祭みたいなもんですね^^

野宮神社のアクセス情報

正式名称 野宮神社
ご利益
  • 御本殿右側 愛宕大神:鎮火勝運
  • 御本殿左側 白峰弁財天:芸能上達
  • 御本殿左側 白福稲荷大明神:子宝安産、商売繁盛
  • 御本殿左側 大山弁財天:交通安全、財運向上
  • 御本殿左側 野宮大黒天:良縁結婚
住所 京都府京都市右京区嵯峨野々宮町1
電車・バス
  • JR嵯峨野線「嵯峨嵐山」駅下車 徒歩約15分
  • 京福電鉄嵐山本線「嵐山駅」下車 徒歩約10分
駐車場 なし
特別公開・注目の祭・イベント等 嵯峨祭神幸祭:5月第3日曜日(午前10時より)
嵯峨祭還幸祭:5月第4日曜日(午前10時より)
斎宮行列:10月第3日曜日(正午より)
公式サイト http://www.nonomiya.com/

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