祇園祭 宵山グルメ

祇園祭と言えば、やっぱり屋台の食べ歩き!
山鉾や調度品の鑑賞を楽しむのもありますが、楽しみ方の一つとして、やはりグルメを挙げる人も多いのではないでしょうか?

祇園祭で屋台が登場するのは主に、7月15日の宵々山、7月16日の宵山の2日間。
この日は夕方になると、四条烏丸から河原町にかけて歩行者天国になります。

それだけ露店が立ち並ぶのですが、注目は、地元の美味しいお店の屋台です!

祇園祭の宵山は街中で行われますので、老舗の和菓子屋や飲食店がお店の前で出店するのです。
京都はグルメ激戦区ですので、ハイレベルなお店が結構あるんですよね^^

しかも、宵山の時にしか食べられないものもありますので、ここは思う存分食べ歩きたい!

というわけで、私が毎年宵山に行っている中で美味しかったものと、お店の場所を紹介します♪
また、屋台の出店日や出店時間も、わかる限り紹介します。

(※出店日、出店時間は変更される可能性もありますので、ご了承ください。)

御料理 井傳(いでん)

蟷螂山の北側、セブンイレブンを東に曲がったところにある京料理屋さんです。
井傳さんが単独で出店しているのではなく、近くの京料理のお店の料理人が集まって出店しているというコラボスタイルです。

基本テイクアウトですが、店の前に少しだけ(10人分くらい)椅子が設置されていますので、そこで食べることもできます。

玉子出汁巻

井傳 だし巻き
(2019年時点:600円)

だし汁の旨みがものすごく効いた、だし巻き。
見た目通り、ふわふわです^^

結構な大きさですが、1つを分けて食べずに、1人1人前で注文することをおススメします。
美味しすぎて1人でもどんどん食べれます^^

(※以前は500円でしたが、600円に値上がりしていました。)

うなぎ丼

井傳 うな丼
(2019年時点:1,100円)

愛知三河の鰻を使っています。
販売しているすぐ裏で備長炭で焼いていて、ふっくら仕上げています。

山椒の香りが効いて、こちらもご飯が進みます^^

サイズは大と小があって、大が2,000円、小が1,100円でした。
上の写真は小です。

こちらも本当は大で食べたいところですが、私は他の屋台も味わいたいので小にしました^^;
食べれる方はぜひ、大をおススメします。

※うなぎ丼は年々値上がりしています。
大は1,500円⇒1,800円⇒2,000円、小は750円⇒1,000円⇒1,100円となっています。)


井傳の屋台は15日(宵々山)と16日(宵山)限定で、お店の前で出店しています。
出汁巻とうなぎ丼以外にも、かば焼(900円)や肝焼(500円)、出汁巻丼(800円)もあります。

オープン時間は17時半~18時頃と、結構アバウト^^
理由は、それぞれのお店の料理人達が、自分の店が終わり次第やってくるからです。

オープン前にはすでに行列ができます。
私は17時半から並んで1時間ほどかかりました^^;

料理人の人数が増えるほど、行列の進みも早くなります。

  • 住所:京都市中京区西錦小路町245(錦小路通西洞院東入西錦小路町245)
  • 販売期間:7月15日~16日
  • 出店時間:17時半~21時頃

ベジバル

南イタリア料理とワインがメインの本格イタリアン。
大船鉾の近くにあるお店です。

前祭も後祭も、宵山の日にフォアグラオムレツを提供しています。

フォアグラオムレツ

ベジバル フォアグラオムレツ
(2019年時点:700円)

後祭は屋台がでないので店内での販売となりますが、前祭では店頭実演販売となります。
プロがきれいに卵で包んでくれるのを見て楽しめます。

しかも、注文を受けてから包んでくれるので、できたてアツアツ♪
そしてフォアグラの量ですが、結構入っているんです!
屋台とは思えない味わいです。

それでワンコインで食べられます!
これはお得です^^

(※以前は500円でしたが、値上がりしていました)


店頭では他にも、生ハムとポルチーニ茸のライスコロッケ(300円)や白ワイン、自家製サングリア、マンゴービールなども販売されていました。
他にはないものが屋台で楽しめるのも宵山の醍醐味ですね^^

例年だと、14~16日(店頭にて)、21~23日(店内にて)販売されています。
昼間は店頭販売はやっておらず、17時半ごろからオープンしている感じでした。

※2019年は昼からやるとのことです。

  • 住所:京都市下京区四条町365-1
  • 販売期間:7月14日~16日、7月21日~23日
  • 出店時間:昼頃~

膳處漢 ぽっちり

膳處漢(ぜぜかん)ぽっちりは、霰天神山の近くにある中国料理専門店です。

こちらは店先で「しみだれ豚饅」という、いかにも美味しそうなネーミングの豚まんを提供しています。
祇園祭限定フードの中でも人気になっている豚まんです。

数年前まで400円だったのですが、最近は500円に値上がりしています。

しみだれ豚饅

膳處漢 ぽっちり しみだれ豚饅
(2019年時点:500円)

1個500円で、手のひらより大きいくらいの結構大きめサイズ。
中身もずっしりしています。

そして豚まんの上から醤油ダレをたっぷり塗ってしみ込ませています。
だから「しみだれ」なんですね^^

中の豚肉はジューシーで柔らかいです!
生地はタレがしみ込んでもっちもち♪

これはビールとともに頂きたい豚まんです^^


しみだれ豚饅は、売り切れ次第終了となっています。

以前は並ばずに買えたのですが、最近はかなりの行列ができます。
特に最終日の宵山は、なくなる前に早めに行った方が良さそうですね。

  • 住所:京都市中京区天神山町283-2
  • 販売期間:7月13日~16日
  • 出店時間:11:30〜売切れ次第終了

ベジデジや

綾傘鉾のそばにあるサムギョプサル専門店です。
店先で旨ダレカルビ、タピオカドリンク(ミルクティー、オレンジ、マンゴー)、マッコリやチャスミルなど韓国のお酒も販売しています。

旨ダレカルビ(キムチ付)

ベジデジや 旨ダレカルビ
(2019年時点:500円)

店先でカルビを焼き、焼き立てが提供されます。
タレは甘すぎず辛すぎず、このカルビとキムチを交互に食べると、その度にタレの味がリセットされて、カルビが美味しく感じられます。
ビールも進みますね^^


写真の旨ダレカルビは普通サイズですが、+200円で大盛りにすることもできます。

タピオカドリンクは3種類あって、いずれも500円、冷え冷えのマッコリとチャスミル、ビールはそれぞれ300円でした。
お昼も営業しています。

  • 住所:京都市下京区綾小路通室町西入善長寺133
  • 販売期間:7/14~16

天ぷら 万天

南観音山の町内に、2019年3月にオープンしたばかりの天ぷら屋さん。
祇園祭への出店はお初ですね^^

お店では「シュートリンクチキン」を販売しています。

シュートリンクチキン

天ぷら万天 シュートリンクチキン
(2019年時点:500円)

聞きなれない名前ですが、フライドポテトのように天ぷらが入っていました。
材料は、鶏、万願寺、ゆばの3種類。

塩は3種類あって、店先で選ぶことができます。
選べる塩は、カレー塩、サマートリュフ塩、レモン塩。
人気はサマートリュフなのだそうです。

カリカリしてて、3種類とも違う味わい。
塩も旨みがあってしょっぱいと感じないようなバランスの良い塩味。

これはフライドポテトを食べるよりはるかに美味しいですよ^^
祇園祭にまた新しいグルメが増えましたね♪


こちらは昼でも購入が可能です。
出店期間を聞くのを忘れてしまいましたが、私が購入したのは7月15日、前祭の宵々山です。
なので引き続き16日の宵山でも販売すると思いますが、それ以外にも南観音山は後祭に登場するので、おそらく後祭の宵山・宵々山(22~23日)も出店してるのではないか?と思います。

  • 住所:京都市中京区百足屋町377

スパイスチャンバー

鶏鉾と白楽天山の間にあるカレー専門店。
いつ行っても満席の、行列のできるカレー屋さんです。

お店の名前どおり、かなりスパイスの使い方が研究されています。

こちらでは、名物のキーマカレーがテイクアウトで購入できます。

キーマカレー

スパイスチャンバー キーマカレー
(2016年時点:600円)

ちょっと辛めのキーマカレーなのですが、和風の味も感じられ、辛さの中に味の奥行きがあります。
真ん中に梅干しが乗っていますが、その塩分が意外とマッチしています。

暑い中でも食べたくなる、美味しい辛さです。
私は何度もリピートしています。

ぜひこの美味しい辛さを味わっていただきたいのですが、辛さが苦手な人にはチーズのトッピング(+50円)もしてもらえます。

お昼は通常営業をしていますので、テイクアウトのキーマカレーは、宵々山(15日)と宵山(16日)の夜のみ。
祇園祭限定スパイスが効いた自家製ジンジャーシロップドリンクもあります。


スパイスチャンバーは、昼間は通常営業を行っています。
テイクアウトは夕方からとなります。

  • 住所:京都市下京区室町通綾小路下る白楽天町502番地 福井ビル1F
  • 販売期間:7月14日~16日
  • 出店時間:14日(18時~21時)、15・16日(17時~)

最新の情報はスパイスチャンバーの公式ページをご確認ください。

AWOMB(アウーム)

手織り寿司で有名な和食カフェ。
南観音山の北の角にあります。

こちらは販売しているもの多数。

  • 食べれる粽餅(1本300円、3本800円)
  • 金魚サイダー(500円)
  • マシュマロアイス(500円)
  • すし屋の鶏天(500円)
  • すし屋の鱧天(500円)
  • 紫陽花フロート(500円)
  • 白味噌ソフトクリーム(500円)

色々販売しているのですが、かわいらしさから人気になっているのが「金魚サイダー」です。

金魚サイダー

AWOMB アウーム 金魚サイダー
(2019年時点:500円)

まるで金魚すくいをしてきたような見た目で、実は飲み物なのがアウームの金魚サイダー。
雰囲気かわいいですね^^

透明のビニール袋の中にシュワシュワのサイダーと、金魚に見立てたカラフルな寒天ゼリーが入っています。

太いストローがついていますが、それでもゼリーが入らないので、手でつぶしながら飲むことを勧められました。
飲む前につぶすと、よりキラキラ輝きます。

マシュマロアイス

AWOMB アウーム マシュマロアイス
(2019年時点:500円)

マシュマロアイスは、トッピングが3種類(五目あられ、クラッシュアーモンド、ポン菓子)から選べます。
今回は、見た目カラフルになる五目あられを選んでみました。

お味は、アイスというほど冷たくないのですが、マシュマロのムースの中はチョコ味、そこに抹茶のソースがかかって、全体としてまとまったお味に仕上がっています。


以前は歩行者天国の時間まで出店していなかったと思うのですが、2019年は16時ごろに通りがかったら販売していました。
もしかしたら、天気予報が雨だったので、出店時間を早めたのかもしれません^^;

  • 住所:京都市中京区姥柳町189
  • 販売期間:7月14日~16日、21日~23日
  • 出店時間:17時~21時

最新の情報はAWOMBのfacebookページをご覧ください。

酒菜食房いち

四条で人気の和食居酒屋。
放下鉾のすぐ横にあります。

こちらでは、はもカツバーガーや、和食屋さんのかき氷を提供しています。

ハモカツバーガー

酒菜食房いち 宵山 ハモカツバーガー
(2019年時点:500円)

京都の夏と言えば「(はも)」です。
京料理では鱧がよく使われるのですが、「酒菜食房いち」では、それをカツにしてバーガーに仕立てています。

和食屋が作るハモは美味しいです!
そして、かかっているタルタルには柴漬けが使われていて、それがハモと絶妙にマッチ!
良いアクセントになっています^^

※2019年からは、今までのハモカツバーガーのほか、「ハモカツ鉾バーガー」(800円)といった、ハモカツのダブルバーガーに串が高く刺さったものも登場していました^^
たくさん食べたい方は、こちらが良さそうでしたよ。

自家製いちごみるく

酒菜食房いち 宵山 自家製いちごみるく
(2019年時点:500円)

自家製のいちごシロップに練乳をかけ、煮詰めたいちごをトッピングしたかき氷です。
煮詰めたいちごの甘味が濃厚で、これが全体の美味しさを引き立てています。

「酒菜食房いち」はハモカツバーガーが有名ですが、こちらのかき氷もなかなかです^^

かき氷はイチゴミルクの他、わらび餅が乗った「京抹茶みるく」もありました。


露店は前祭、後祭とも出店していて、昼間でも購入できます。
露店の後ろでイスとテーブルが用意されていて、ミスト付きの扇風機を回してくれていますので、暑い昼間でも涼しく食べることができますよ^^

  • 住所:京都市中京区小結棚町 新町通四条上ル小結棚町431 ヴォールヴォラン1F
  • 販売期間:7月14~16日、21~23日
  • 出店時間:11時半~

SOU

蟷螂山の町内にある割烹居酒屋。
こちらでも鱧を使った逸品が提供されます。

鱧フライ(しば漬けタルタルのせ)

SOU 鱧フライ
(2019年時点:500円)

淡白な鱧だからこそ合うのが柴漬けタルタルだと思い知らされる逸品です^^
量は少ないですが、ちょっとずつ食べ歩きたいなら適量ですね。


他にも鱧寿司(500円)、ハムかつ(300円)、角煮まん(350円)などを提供しています。
お昼も営業しています。

  • 住所:京都市中京区西洞院通錦小路下る蟷螂山町460 サンハイツ入江 1F
  • 販売期間:7月15~16日

老香港酒家京都

本場香港の飲茶バイキングが楽しめる「老香港酒家(オールド香港レストラン)」。
お店は、COCON烏丸というビルの地下に入っています。

祇園祭の宵山では、COCON烏丸前で屋台を出店します。

香港焼きそば

老香港酒家京都 宵山 香港焼きそば
(2018年時点:500円)

値段は500円でちょっと小さめ。
お腹いっぱいにはならないかもしれませんが、それでも食べる価値ありなのがこの香港焼きそば。

麺は細麺で、滑らかな口当たりで風味がよく、あっさりとした味付け。
具材と合わせてちょうど良い美味しさになります。

ふかひれ豚まん

老香港酒家京都 宵山 ふかひれ豚まん
(2018年時点:400円)

餃子のように具沢山の餡の中にふかひれが細かく刻まれて入っています。
豚まんの皮は甘めで、餡はジューシーながらもお上品さを感じます。

膳處漢 ぽっちりのしみだれ豚まんとは味が全然違いますが、こちらも宵山で人気の豚まんです。

海鮮春巻き

老香港酒家京都 宵山 海鮮春巻き
(2018年時点:2本400円)

皮はパリパリで香ばしく、中は具沢山の海鮮春巻き。
丁寧に作られた感じで、いくらでも食べたくなります^^

こちらもビールとの相性バッチリです。


老香港酒家京都の屋台では他にも、牛バラ肉あんかけ炒飯、北京ダック、エッグタルト、マンゴープリン、ゴマ団子、ココナッツ団子、タピオカ入りココナッツミルクが販売されています。
おそらくどれも美味しいでしょうね^^

出店に関する最新情報は老香港酒家京都の公式ページに新着情報の一覧がありますので、詳しくはそちらに投稿されるかもしれません^^

  • 住所:京都市下京区烏丸通四条下ル水銀屋町620番地
  • 販売期間:7月15~16日
  • 出店時間:18時頃~22時頃(予定)

キムカツ・ゲンカツ

COCON烏丸の地下1Fにあるキムカツは、厳選された国産豚ロースの美味しい部分だけを厳選してミルフィーユ状にして作るとんかつ屋さんです。
宵山ではカツさんどを提供しています。

カツさんど

キムカツ カツさんど
(2018年時点:700円)

上の写真のように、キムカツのトンカツは肉が層になっていることから「ミルフィーユとんかつ」と呼ばれています。
サイズは小さいですが、ジューシーで食べ応えがあります!

上の写真は1個分ですが、700円で2個、箱入りでのご提供。
なので、家やホテルに持ち帰るのもOKです。


露店の場所はCOCON烏丸前。
老香港酒家京都のお隣です。

出店に関する最新情報はキムカツのfacebookページなどで発信してくれるかもしれませんのでご確認ください^^

  • 住所:京都市下京区烏丸通四条下ル水銀屋町620番地
  • 販売期間:7月15~16日
  • 出店時間:18時頃~

楽仙樓(らくせんろう)

長刀鉾のすぐ近く、京都で水餃子が美味しいお店と評判の中華料理屋さんです。
宵山では、水餃子のほか、焼き餃子、エビ蒸し餃子、ふかひれ餃子、えび焼売、中華ちまき、小籠包といった点心が食べられます。
甘味ではゴマ団子や杏仁豆腐もあります。

水餃子

楽仙樓 水餃子
(2019年時点:500円)

こちらが自慢の水餃子。
1パック5個入りです。

もっちもちで弾力のある生地、肉汁もたっぷりです。
タレもあるのですが、そのまま食べても美味しく頂けてしまいます。

手作り感がいい感じの餃子です。

中華ちまき

楽仙樓 中華ちまき
(2019年時点:500円)

ちょっと小ぶりな中華ちまき。
1パック2個入りです。

こちらは王道な旨みたっぷりな美味しさ。
間違いありません。

しいて言うなら、もう少し量が欲しいところですが、点心は小ぶりなものを色々な種類食べるものなので、他にも色々買って食べるのが良いかもしれません。


楽仙樓の屋台は歩行者天国が始まってからの出店です。

場所も東急ハンズの横の角を曲がったところにあって、人通りが最も多いところのすぐ横の道にも関わらず、人通りが少なめ。
テーブルも用意されていて、落ち着いて食べることができます。
なかなか穴場かもしれません^^

  • 住所:京都市下京区東洞院通四条下ル元悪王子町37豊元ビル1F
  • 販売期間:7月15~16日
  • 販売時間:18:00~

まんざら亭NISHIKI

占出山町内にある創作和食居酒屋。
看板メニューは豚の角煮なのだそうで、宵山では角煮コロッケを提供しています。

角煮コロッケ

まんざら亭NISHIKI 角煮コロッケ
(2018年時点:250円)

名前の通り、コロッケの中に名物の角煮が入っています。
しかもしっかりと角煮の味と香りが口に広がるほど入っています。

揚げたてのカリカリと角煮の香ばしさは、ビールと合います!
創作和食居酒屋らしいメニューですね^^

昼間でも購入できます。

  • 住所:京都市中京区占出山町317
  • 販売期間:7月14~16日

永楽屋 室町店

永楽屋は山伏山の北側、鯉山の山町にあります。
京佃煮・京菓子の老舗です。

ここには祇園祭限定のスイーツが、店先や店内で販売されています。

水あずき

永楽屋室町店 水あずき
(2019年時点:400円)

永楽屋 室町店の限定スイーツの中でも一番人気なのが、店の奥で販売されている「水あずき」。

冷たい羊羹を寒天で包み込んだ、飲む和菓子です。

シェイクのようなトロトロ食感とのど越し♪
甘さは控えめで味はお上品、後味はさっぱりしています。

甘いものを飲むと喉が渇くことがありますが、水あずきはさっぱりしているので、飲んだ直後に水が欲しくなることはありませんでした^^
私は毎年欠かさず飲んでいる商品です。

(※以前は350円でしたが、400円に値上がりしていました。)

玉露アイスクリーム

永楽屋 玉露アイスクリーム
(2019年時点:430円)

玉露の旨味、香りがたっぷり感じられるアイスです。

玉露はお茶の中でも高級な部類に入りますが、そのお茶の甘い香りがたっぷり感じられるアイスになっています。

お茶って、こんなに良い香りがするの?と思わされる逸品です^^

(※以前は350円でしたが、430円に値上がりしていました。)

柚子和三盆シャーベット

永楽屋 柚子和三盆シャーベット
(2019年時点:430円)

柚子の風味いっぱいのシャーベット。
しかも柑橘の酸味は、酸っぱすぎずに程よい感じに仕上げています。

祇園祭は毎年暑い中行われますが、そういう時にこそより美味しく感じられるシャーベットです。

アイスを売っている屋台は結構あると思いますが、美味しいアイスを食べたい、と思うなら、永楽屋のアイスは両方とも候補になりますね。
玉露アイスとどちらを食べようか、悩まされますが、どちらを選んでも後悔無しの逸品です。

本わらび餅

永楽屋 本わらび餅
(2019年時点:430円)

本わらび粉で作られたわらび餅です。
上にはきなこがまぶされていて、わらび餅の下にも敷き詰められています。

この量のわらび餅で430円とは、ちょっと高そうに思えますが、食べて納得♪
弾力がありながらも瑞々しい食感です。


永楽屋では、店先に椅子が用意されていますので、そこで食べることができます。

販売期間は7月13~24日と長いですが、木曜日はお店の定休日となりますのでご注意ください。
営業時間は11:00にオープン、21:00~22:00で営業終了です。

一番人気の水あずきは、15時頃だと既に売り切れていることが何度かありました。
なので欲しい方は早めに行った方が良いのですが、2019年は、18時頃に販売再開するとの張り紙がされていて、無事買うことができました。

永楽屋の最新情報は永楽屋室町店のfacebookページ、または永楽屋のInstagramでご確認ください。

  • 住所:京都市中京区鯉山町531
  • 販売期間:7月13~24日

亀屋良長

四条通沿いにある、享和三年(1803年)から続く和菓子屋さん。
新しいことにどんどんチャレンジしているお店です。

月鉾町に本店があるので、月鉾にもお菓子を献上しています。

宇治金時氷

亀屋良長 宇治金時氷
(2019年時点:800円)

宇治金時はどこにでもあるかき氷ですが、亀屋良長の宇治金時は800円と、かき氷にしては結構なお値段。
それでも亀屋良長では、宇治金時を求めて行列が絶えません。

その理由は、やっぱり美味しいからですね^^

亀屋良長のすぐ横には、名水と名高い「醒ヶ井水」が湧いています。
和菓子は水が命ですから、良い水で炊いた餡は美味しいんです^^

この宇治金時に添えられるあんこは、醒ヶ井水で炊いた丹波大納言小豆。
宇治抹茶を使った自家製抹茶蜜も使われています。

あんこの程よい歯ごたえと甘さ、宇治茶の香りの引き出し方が絶妙でした^^

烏羽玉氷

亀屋良長 烏羽玉氷
(2019年時点:800円)

亀屋良長創業以来の代表銘菓「烏羽玉(うばたま)」を乗せたかき氷です。

波照間島産の黒糖蜜と練乳をかけ、黒糖餡、白玉が乗っています。
烏羽玉は、かき氷に合わせて、ちょっと柔らかめに作っているそうです。

宇治金時とはまた違った味わい。
烏羽玉だけでも美味しいのに、それをかき氷にしてしまうとはなんとも贅沢です^^
練乳と黒糖は合いますね♪

黒糖が好きな方はこちらがおススメ。


2019年は、上の二つのほか、オーガニック甘夏みかん氷(800円)も追加されていました。

亀屋良長のかき氷は祇園祭限定で、15、16日の17:00頃~22:30頃(売り切れ次第終了)まで。
今まではそうだったのですが、「普段も食べたい」との声もあって、2017年、2018年は8月まで店内の茶房でも出していたようです。

その時の値段は972円と、屋台と比べてちょっと高めの設定。
でも並ばずに食べられるなら、宵山を外して普段の日に頂くのもよいかもしれませんね。

とはいえ、毎年そのようにやるかどうかはわかりませんので、最新情報は亀屋良長のブログ、もしくは直接店舗でご確認ください。

宵山に行けない方、食べそびれた方は、そちらに期待しましょう^^
(お店に聞く人が多ければ、また対応してくれるかもしれませんね♪)

  • 住所:京都市下京区柏屋町17-19
  • 販売期間:7月15日~16日
  • 出店時間:17時頃~22時半頃(売り切れ次第終了)

鼓月

「千寿せんべい」で有名な和菓子屋さん「鼓月」。
宵山では、占出山から近くにある「茶房こげつ烏丸店」の店頭で、目の前で香ばしく焦げ目をつけて焼くみたらし団子を提供しています。

みたらし団子

鼓月 みたらし団子
(2018年時点:1本120円)

1本120円で気軽に食べられます。

あっさりと軽く仕上がっています。
実演販売ですので、何時に行っても焼きたて!
その香ばしさはたまりません^^

千寿せんべいアイスクリーム

鼓月 千寿せんべいアイス
(2018年時点:378円)

祇園祭限定販売ではなく、通年売られている商品(販売していない店舗もあります)なのですが、店頭で販売されていて、美味しかったのでご紹介^^

名物の千寿せんべいを、クッキーサンドのようにしてアイスを挟んでいます。
(後で気が付いたのですが、アイスが見えないような写真を撮ってしまいました^^;)

ミルク感たっぷりのアイスで、千寿せんべいとの相性バッチリです!


露店の出店時間は詳しくはわかりませんが、昼間も提供されていましたので、お店のオープン時間とともに行われると思います。

  • 住所:京都市中京区笋町 錦小路烏丸東南角笋町681
  • 販売期間:7月14日~16日、22~23日
  • 出店時間:17時頃~22時半頃(売り切れ次第終了)

前田珈琲 室町本店

京都の老舗喫茶店「前田珈琲」は、橋弁慶山の町内にあります。
こちらではコーヒー屋ならではの、カプチーノかき氷が提供されています。

カプチーノかき氷

前田珈琲 カプチーノかき氷
(2018年時点:600円)

氷の上に自家焙煎のエスプレッソとシナモンがかかっています。
食べ進めると、しっかりコーヒーの味がしみ込んだコーヒージュレがでてきます。

甘さ控えめの大人のかき氷です。

テイクアウトして食べられますが、店内で食べることもできます。
夜の宵山は人の交通規制も行われるほど混むのですが、みんな外に集中しているためか、私が訪れた時は意外と店内ですんなり座れる感じでした^^

宵山で歩き疲れた時にゆっくりできる穴場かもしれません。

カプチーノかき氷以外にもロイヤルミルクティ、キャラメルラテ、宇治抹茶金時、苺ミルク、黒みつきなこ金時、マンゴーなどのかき氷があります。

テイクアウト用の出店は宵々山、宵山の2日間ですが、これらのかき氷は宵山に限らず普段でも店内で食べることができます。

  • 住所:京都市中京区橋弁慶町236
  • 販売期間:7月15日~16日
  • 出店時間:夕方頃~

店舗無し屋台

実店舗がない屋台で美味しかったところの紹介です。

ベーコンエッグたい焼き

祇園祭 ベーコンエッグたい焼き
(2019年時点:350円)

宵山グルメで密かに人気になっているのがこちらのベーコンエッグたい焼き。
甘いたい焼きの皮に、ベーコンとトロトロ半熟の目玉焼きが入っています。

まるで朝マックのような味わいです^^

ただ、こちらの屋台は毎年出店場所が変わりますので、毎回探す必要があります。

南は「仏光寺通」から北は「六角通」、西は「西洞院通」から東は「烏丸通」あたりが主に屋台の出店場所になっていますので、食べてみたい方は探してみてください。

2018年からは、西洞院通沿いにある「三井ガーデンホテル京都四条」の斜め向かい(南側)、インド料理専門店「ゴータマ」の隣で出店しているようです。

ただし昼間は販売しておらず、出店準備をしているのを見かけました。
15時半ごろ通りがかった時には出店準備が終わりそうな感じでしたので、16時~17時頃から販売されているのではないか?と思います。
私は17時半に再び通りがかった時に買うことができました^^

次の宵山でも同じ場所で出店するかはわかりませんが、一応2019年の場所を載せておきます。
(※「ゴータマ」の南隣です^^)


今回紹介したものは過去の情報に基づいて紹介していますので、今年はお店が出店を見合わせたり、商品を変更したり、値段が変わっていた、という場合があります。
特に値段は、どこかしらのお店で変わるんですよね^^;

変更されていることを確認したら、極力最新のものに更新していますが、更新が間に合わない場合もありますので、ご了承ください。

そしてここで紹介した屋台は、ほんの一部。
美味しいものはまだまだたくさんあると思います!
私も気になっているけどまだいけていないお店がいくつかありますので。

なので新しく見つけたら追加更新します。

それでは、宵山グルメをお楽しみください^^