今まで祇園祭の記事はたくさん書きましたが、知れば知るほど奥が深いのが祇園祭。
毎年行っているのに、まだまだ知らないことがどんどんでてきて、味わい尽くしきれません^^
そして同じく味わい尽くせないのが宵山グルメ。
15日の宵々山や16日の宵山では、山鉾町内でたくさんの屋台がでます。
しかも、近隣のお店が専門とする料理を出します。
京都は結構なグルメ激戦区ですので、普通の屋台と違って美味しいものが多いのです!
普通の屋台もたくさん出ていますが、祇園祭限定の商品もありますし、ここはそういうものを狙っていかないと損した気分になります(≧▽≦)
今年も美味しいものを頂くことができました♪
昨年の記事はこちら⇒祇園祭(前祭) 宵々山で屋台グルメを楽しんできました。
御料理 井傳前の鰻&出し巻き
蟷螂山の北側、セブンイレブンを東に曲がったところにある御料理 井傳の前では、15日(宵々山)と16日(宵山)限定で鰻&出し巻きの出店があります。
こちらは、井傳さん単独でやっているのではなく、業界の組合有志で店先を借りて出しているのだとか。
料理人がそれぞれの店の仕事を終えてから集まってくるようで、出店は17時半~18時頃になるようです。
私は16時40分頃通りがかったのですが、その時は行列もなく、お店も通りも静かでした。
そして再び訪れたのが1時間後の17時40分頃。
既に折り返しの行列ができていたんです><
ここは並ぶらしいと聞いていたので覚悟いていたのですが、開店直後でこんなに行列ができるんですね。
店の前では料理人が休みなく、手慣れた手付きで出し巻を作っていきます。
まるでパフォーマンスのようにきれいな出し巻きがどんどん作られていって、すごいんですよね^^
でも、なかなか行列は前に進みません。
丁寧に作られているというのもありますが、早い時間はまだ料理人が揃っていないというのもありました。
自分の店が終わった料理人たちが次々にやってくるのですが、次第に行列の進みも早くなってきます。
そしてやっと購入できたのは約1時間後。
私は出し巻(500円)と、うな丼(小)(750円)を頂きました。
まずは出し巻。
見た目通りふわふわで、すごく出汁が効いています。
これだけでご飯が食べられそうな感じで、大きいですけど1人でパクパク食べられます。
これはここに来たら絶対に注文しないといけない味ですね!
そしてうな丼。
こちらは愛知三河の鰻を使っているそうで、それを後ろの方で備長炭で焼かれたものです。
山椒の香りがものすごく効いていて、こちらもパクパク進む感じです。
頼めばうな丼に出し巻を乗せてもらえるのですが、私はそれぞれの香を楽しんだ方が美味しかったので、別々に食べるのが良いかなあと思いました。
その他にも、きも焼が結構注文されている感じでした。
次はこちらも頼んでみようと思います。
店の外には椅子が置かれていて、10人くらいなら座れるようになっていました。
スパイスチャンバーのキーマカレー
こちらは昨年も食べたスパイスチャンバーのキーマカレー(600円)。
あまりの美味しさにリピートです^^
なのでさらっと紹介しますが、ここはスパイスがかなり研究されていますね。
辛みの中に深い味わいがあります。
暑い中でも食べたくなる辛さです。
上の写真はノーマルですが、+50円でチーズをトッピングできます。
美山のめぐみ牛乳工房のジェラート&プリン
こちらはこのあたりのお店ではなく、京都府南丹市から宵山の時だけ来ている「美山ふるさと」さんです。
蟷螂山から四条通を渡って南へ、三井ガーデンホテル京都四条の前で出店しています。
地元の南丹市では「美山のめぐみ牛乳工房」を運営していて、京都のブランド牛乳、「美山牛乳」を使ったジェラートやプリンを販売していて、宵山のお店でもそれを味わうことができます。
こちらがジェラート(300円)。
ミルクと黒豆の2種類あるのですが、2つつけてくれるので2種類いただくことができます。
これで300円。安いですね^^
どちらもあっさり味。
後味が残らない程よい甘さで、かなり食べやすいです^^
そして美山プリン(250円)。
こちらはなめらかでコクがあります。
卵の風味が濃厚なんですよね^^
こちらはソフトクリームが有名なのですが、それは出していませんでした。
それは現地で食べるしかないですね。
出店は7月15~16日となっています。
(※追記:2017年は三井ガーデンホテル前で見かけませんでした。2018年は来るかどうかわかりません。)
永楽屋 室町店限定 水あずき
山伏山から北に行ったところにある、永楽屋室町店。
以前は店頭で販売している玉露アイスクリームを頂きましたが、今回は室町店限定で販売されている水あずき(350円)です。
露店ではなく、店内の奥で販売されています。
実はこれ、前回食べようとしたのですが、売り切れていたんですよね^^;
でも今回はゲットできました!
「水あずき」という名前から、ジュースのような飲みやすいものなのかと思いきや、吸い口はまるでシェイクのような、液体なのか個体なのかわからない感じのとろとろ感。
お味は上品な水羊羹でした^^
この食感が気持ちよくて美味しいですね♪
甘さもほどほど控えめなので、これを飲んで水が欲しくなる、ということもありませんでした。
暑さ中、宵山で盛り上がる町を歩き回るお客さんの気持ちまで考えられているようですね♪
これを飲んだら暑さで体力を消耗していても、元気に復活間違いなしです^^
ただ、売り切れる場合もありますので、お早めに。
今回は、なぜかすぐにお腹いっぱいになってしまって、あまり食べられませんでした。
まだ食べたいものもあったんですけど、残念ながらまた来年ですね^^;