誓願寺

京都を代表する市街地、アーケード街になっている新京極通りにある誓願寺。

若い人たちで賑わう街中に急に現れるので、ミスマッチ感があるような気がしますが、飛鳥時代、天智天皇6年(667)、天皇の勅願により創建された由緒あるお寺で、、浄土宗西山深草派の総本山でもあります。
清少納言、和泉式部、松の丸殿といった歴史上で活躍した女性たちも信仰しており、女人往生の寺とされています。

かつては6500坪もの境内に塔頭寺院が18ヵ寺もあり、また三重塔もあったそうですが、度重なる火災や戦乱で焼失したり、明治維新後に歓楽街を作るために4800余坪の土地を没収されたりして、現在の広さになっています。

お堂正面には大きなご本尊、阿弥陀仏が祀られていて、誰でも無料で拝めます。
また、芸能上達の寺としても有名で、今は時々本堂で寄席やコンサートなどのイベントも行われます。

誓願寺は洛陽三十三観音霊場 第二番札所にも指定されていて、本堂に入って向かって右手の脇壇に十一面観音菩薩が祀られています。
この観音様は通称「ひとこと観音」と呼ばれていて、何でも一言で願いが叶うのだそうです。