京都で一番遅咲きの桜といわれている仁和寺の「御室桜」を見に行きました!
ここ数年、御室桜を見に行こうと思っていたものの、なかなかチャンスに恵まれなかったんですよね。
満開直前に雨が降って散らしてしまう、ということが多かったように思えます><
2018年は桜の開花がかなり早い年で、晴れにも恵まれ、やっと満開のタイミングで見に行くことができました!
御室桜の見頃は?
御室桜の開花データ(1999年~2019年)を見ると、
- 開花:4月1日~15日
- 満開:4月3日~22日
となっています。
満開の期間は3~4日ほど。
見頃の多い時期は4月12日~18日頃になることが多いようです。
2018年はなんと4月3日で満開を迎えていました。
ここ20年の中では一番早いですね。
その数約200株!国の名勝にも指定される御室桜
仁和寺の御室桜は、ものすごく特徴的な桜です。
その特徴というのは、なんといっても樹高の低さ!
これは勅使門前に植えられている「有明」という品種の御室桜です。
一番先の高いところでも2メートルちょっとで、一番の見どころは目線の高さに集まっています。
根元から枝が張るので、一番低い桜は、地面についてますね^^;
そういう桜の木が境内の一ヶ所に所狭しと植えられているんです^^
その数約200株!
場所は中門をくぐってすぐ西側です。
仁和寺では、境内を歩く分には無料で、図の左下にある「御殿」と呼ばれるエリアが有料となっています。
でも桜の時期は、中門から先は伽藍特別入山で有料(500円)となります。
御殿拝観とは別なので、お気を付けください。
(※御殿入り口とは別れているので、御殿を拝観せずに御室桜だけを見ることもできます。)
そしてこちらが御室桜の集まっているところ。
なかなかの密集ぶりですね^^
人と比べると、御室桜がどれくらい低いかがわかります。
接写するとこんな感じ。
品種は大抵が「有明」で、時々他の種類も混じっているそうです。
そういうものを全部まとめて、御室桜といいます。
それだけ種類があるのに、なぜ全部がそんなに低いのか?というと、それはこのあたりの土質に関係がありそうです。
土中に岩盤があって、根っこがそこにあたってしまうので、根がそれ以上伸びないのです。
だから背丈も低いのだとか。
でもそれはそのおかげで他にはない趣がありますよね^^
五重塔とのコラボショットが色々なところで撮れます!
仁和寺のシンボル、五重塔。
御室桜はそのすぐ近くにあるので、桜が咲き誇るころには夢のコラボショットが色々なところで撮れます!
桜の間からも。
なかなか見ごたえのある桜でした。
仁和寺は旧御室御所ともいわれるだけあって、桜も品格があるように感じられますね^^
仁和寺へのアクセス
仁和寺は、普通車100台も停められる駐車場がありますが、桜の時期はすぐに満車になってしまいます。
近くに民間の駐車場もありますが、小さいところばかりですので、なるべく公共交通機関を使うことをお勧めします。
そして、桜をじっくり鑑賞するなら、朝一の8時から行くことをお勧めします。
9時を超えると平日でも人が増え始め、10時を過ぎると外国人観光客や団体観光客が多くなります。
11時を過ぎると、入山受付も行列ができることもあります。