小多福

京都 祇園にあるおはぎ専門店小多福おたふくに行ってみました。

「縁切り」のご利益で全国的に有名な安井金比羅宮の鳥居から東側にあります。

追記:※以前の店舗は、安い金毘羅宮から建仁寺に向かう途中にありましたが、2022年1月2日に安井金比羅宮の東鳥居近くに移転してリニューアルオープンしました。上の写真は以前の店舗の写真です。以下は以前の店舗でのレビューです。

お多福のおはぎは、おばあちゃんが一人で作るやさしいおはぎ

小多福は、店主のおばあちゃんが一人でやっている喫茶店のような小さなお店。
亡くなったお父さんのことを想って作り始めたおはぎが始まりなのだそうです。

そんなおはぎの美味しさに人気がでて、2008年になんと70歳で1人でお店を始めたのだとか!
これはすごいですね^^

お店の場所は、祇園とは思えないほど静かな雰囲気のところです。
テイクアウトがほとんどですが、カウンター席が7席あって、イートインもできます。

小多福のおはぎの特徴は、なんといっても色とりどりの宝石箱のような手作りおはぎ!
種類が8種類もあって、おばあちゃんが、全部並べている箱を見せてくれました。
本当に宝石のようです♪

小多福 おはぎ

種類は、あずき、きなこ、青のり、黒ごま、古代米、青梅、梅、白あずき。

フォトジェニックなだけではありませんよ^^
おばあちゃんがおはぎに本当に合う材料を探し求めて、このバリエーションになったのだそうです。

私が行った時は、白あずきが180円で、残りは150円でした。
飲み物は、コーヒーと抹茶があります。

おばあちゃんが、「白あずきが美味しいよ~」と言ってくれたので、おはぎは白あずきを選びました。
飲み物は最初コーヒーにしようと思っていましたが、「抹茶が合うよ~」と言ってくれたので、おばあちゃんがオススメする通りにしてみました♪
おばあちゃんがお店の奥に入って行って、シャカシャカと抹茶をたててくれている音が聞こえます。

しばらくして、抹茶とおはぎが出てきました!

小多福 白あずき

白あずきのおはぎと抹茶です。
甘さ控えめの上品さで、なめらかな口当たり
そして抹茶は全然苦味のない抹茶で、確かにおはぎととマッチするんですよね~^^

おばあちゃんが言うには、
「甘すぎると美味しくないけど、甘くなさすぎると物足りない。だからどちらにも行き過ぎないようにちょうど良い加減で作るようにしている」
のだそうです。

口で説明するとシンプルですが、実際それを味わってみると奥深さが感じられます。

下はきなこのおはぎ。

小多福 きなこ

作り立てだからなのか、きなこの香りの広がりがすごくて、こちらも塩加減が絶妙!
これはもう、正統派な美味しさです。

「⼩多福」という店名には「⼩さな福が多くありますように」という想いを込めたそうですが、まさに小さな福を頂いたような時間を過ごせました♪

今回は二つだけ頂きましたが、他も美味しいはず!
ぜひまた食べたいですね^^
テイクアウトはもちろん、お取り寄せもできるみたいですよ~。

でも、おばあちゃんはゆっくりゆっくり動く方なので、お取り寄せ対応、大丈夫なのかな~?と、ちょっと心配です^^;

2022年、場所を移転してリニューアルオープンしました

追記記事です。

実は、2021年5月頃から、小多福は休業していました。
おばあちゃん、大丈夫なのかなあ~と思っていたのですが、お店を株式会社京味食品というおぼろ豆腐屋さんに引き継いでくれました。
そして、場所を変えて2022年1月2日、リニューアルオープンしたんです。

場所は、前のお店から150mほど東。
前は安井金比羅宮の西側にあったのが、現在は安井金比羅宮の東鳥居の近くです。

ネットショップはありますが、発送は行っておらず、土日祝の来店予約購入専用となっています。

気になるおはぎですが、おばあちゃんの意志と技術を受け継いでいるとのこと。
おばあちゃんのもとで早朝から修行して、材料の配合やサイズ感まで、ちゃんとおばあちゃんの想いを大切にしてくれる会社さんのようで、ひと安心ですね^^

お店では、おばあちゃん直伝のおはぎに加え、新しいおはぎも加えているそうです。

おばあちゃんはどうされているのかわかりませんが、これからも元気に過ごしていただきたいですね~。

小多福のインスタもあります。
チェックしてみてください。

[PR]