うずの丘大鳴門橋記念館

淡路島南ICからすぐ近く、小高い山を登ったところに、「うずの丘 大鳴門橋記念館」という施設があります。
1階には、淡路の特産品が販売されていて、2階には「絶景レストラン うずの丘」があります。

私たちがここに来た目的は生しらす丼です。

普通、「しらす」というと、茹でたしらすが一般的ですが、淡路島は生しらすがウリ。
島をあげて「淡路島の生しらす」とブランド化してアピールしています。
公式サイトもあって、食べ歩きマップも用意されています。⇒淡路島の生しらす

しらすを生で食すには鮮度が大切
水揚げして数時間で鮮度が落ちてしまうのです!

しかし、淡路島の北端にはしらすを水揚げする岩屋漁港があって、なんとか鮮度を保つように工夫を凝らしています。
そして「生しらす丼」として提供するために漁港の協同組合とネットワークを作っているお店は、淡路島の中で現在52店舗。
それらのお店に行けば、新鮮な生しらすが食べられるんです。

「うずの丘」もその一つ。

生しらすが食べられる時期は、シラス漁が解禁される4月~11月頃
旬は春と秋です。
この時期に淡路島に来たら、食べなきゃ損ですね^^

私が訪れた時は9月の大型連休中。
混雑を予想して早めに行ったのですが、到着したのが10時半頃だったのにもかかわらず、駐車場に入る段階で数台並んでいました。
幸いにも10分くらいで駐車することができましたが、帰る頃には大行列。

普段はそんなに混まないようですが、早めに来て正解でした^^

車を停めて混む前に早めの昼食、ということで2階の「絶景レストラン うずの丘」に向かいました。

お店に入るとたくさんの席があって、窓側の席には店の名前どおり、大鳴門橋が見えるこの絶景!

大鳴門橋

向こう側に見えるのは四国。
橋が架かっている様も美しいのですが、後ろに層になっている山々も良いですね。

この景色が見えるので窓側から席が埋まっていく感じなのですが、窓側に座れなかったとしても、お店の外の待合室からこの景色を見ることができます。
でも、この景色をしながらの食事が出来たらすがすがしいですね^^

お店では、生しらす丼以外にも旬の海鮮ものがたくさん、淡路牛もあったりしてどれも美味しそうなのですが、目的の生しらすのメニューから選ぶことに。

私が選んだのは「淡路島しらすの十八番(おはこ)めし」
1,400円(税抜)。

うずの丘 淡路島しらすの十八番めし

生しらすだけでなく、釜揚げしらす、ちりめん山椒と、味を変えてしらすを食べることができます。

3種丼にするのもよし、別々に食べるもよし、私は別々に違いを味わうことにしました。

まずは名物、生しらす。
つるんとした喉越しで、釜揚げにはない甘味があります。
そして臭みはないものの、海のものを食べていることを実感させられる香り♪
これは美味しいです!

そして釜揚げしらすは、揚げたてなのか温かく、ふわっふわで柔らかい♪
普通の釜揚げしらすよりも美味しく仕上がっています。

ちりめん山椒は甘辛く定番の味。
こちらは間違いなく美味しくいただけます。

これはご飯が足りないですね^^

気づけば食べ終わった後の皿は、淡路島の形になっていました。

うずの丘 淡路島しらすの十八番めし

そしてこちらは、相方が注文した「生しらす味めぐり丼」
1,000円(税抜)。

うずの丘 生しらす味めぐり丼

こちらは普通盛りですが、それでもしらすがたっぷり乗っています。
最初はタレをかけて食べるのですが、途中から温かいだしをかけて、お茶漬っぽく食べることができます。

こちらはこちらなりの美味しそうですね^^
ちょっと頂きましたが、だしが美味しいので相乗効果が出ていました。
温かく食べるのもまた美味しいですね^^


うずの丘では、階段風のお皿に盛り付けた、すごい贅沢そうなお刺身や、1日3食限定の生うにのどんぶりなども美味しそうでした。
また、冬の間はとらふぐが出たり、季節によって色々メニューがあるようです。

1階では、どれを買おうか迷うほど淡路島土産が充実していますし、なかなかオススメな施設ですね。