廬山寺

京都御所のすぐ東側にある廬山寺(ろざんじ)

紫式部の邸跡に建っているお寺です。
おみくじの祖として有名な元三大師 良源が開いたお寺で、元々は京都市北区にある船岡山南麗建てた「興願金剛院」のが始まりですが、豊臣秀吉の寺町建設の時に現在の場所に移っています。

廬山寺は源氏物語執筆の地とされていて、境内には、紫式部に因んで紫の桔梗(ききょう)がキレイに咲く「源寺の庭」があります。(6月末から9月初め頃。要庭園拝観料)

そして、たびたび『紫式部と源氏物語展』などが開催されています。

また、廬山寺節分の行事追儺式鬼法楽が有名です。
元三大師が宮中で護摩供をして悪鬼( 赤鬼=貧欲、青鬼=瞋恚(いきどおり)、黒鬼=愚痴 )を退散させた故事にちなんで「鬼おどり」を見学することができます。

鬼おどりの行事についてはこちらに書きました⇒廬山寺の追儺式鬼法楽、通称「鬼おどり」を見に行きました。