京都の総鎮守の社、下鴨神社

下鴨神社 入口

下鴨神社は上賀茂神社と合わせて賀茂の社と言われていて、京都の総鎮守の社として格別の崇敬を集めてきた神社です。
かつて伊勢神宮には”斎宮”といって皇女が特別の祭事に奉仕していたのですが、賀茂社にも同様に”斎王”といって同じく皇女が祭事を行っていました。

このことから賀茂社は、伊勢神宮に次ぐ地位のある神社、として扱われていたんです。

天皇の使者(勅使)が派遣されて執行される祭祀を”勅祭”と言いますが、5月には三勅祭の一つ、賀茂祭(葵祭)が行われます。
上賀茂神社と下鴨神社には実は正式名があります。

  • 上賀茂神社:賀茂別雷神社(かもわけいかづちじんじゃ)
  • 下鴨神社:賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)

です。
上賀茂神社の御祭神は賀茂別雷大神で、下鴨神社は賀茂建角身命(かもたけつぬみのみこと)とその御子神、玉依媛命(たまよりひめのみこと)です。

実はご祭神同士は親子関係があるんですね^^

山城国風土記によると、玉依媛命が賀茂川の上流から流れてきた丹塗りの矢を拾われて、床に置いていたところ懐妊し、誕生したのが賀茂別雷大神とされています。
なので、上賀茂神社のご祭神、賀茂別雷大神のお母さんとおじいちゃんが下鴨神社に祀られているわけです。

賀茂建角身命は記紀神話で登場した神様で、初代天皇の神武天皇を熊野から大和に先導するために現れたヤタガラスなんだそうです。
下鴨神社は、国家国民の安穏と世界平和をご祈願する守護神であるとともに、厄除、縁結、安産、子育、交通安全など人々の暮らしを守る神さまとして信仰されています。

玉依媛命は縁結び、安産、育児等のご神徳、賀茂建角身命は導びきの神として方除、厄除け、入学、就職の試験などの合格、交通、旅行、操業の安全等多方面に御神徳があるそうですよ^^

境内散策

下鴨神社 糺の森 下鴨神社 糺の森

下鴨神社の参道は、糺の森(ただすのもり)という森の中を通ります。

この森は鎮守の森と言われていて、町の中にありながら日本の原生林、大きな樹木が高い密度で植わっている貴重な森なんです。
世界遺産にも登録されているんですね^^
糺の森の中では生態系が出来ていて、夏になると蛍も見られるんです^^

そして古代の祭祀跡もあります。

糺の森 祭祀跡

番号が付けられていますが、具体的にどう祀られていたかはわかりません。
しかし、神社ができる以前からこの森は人々に丁重に扱われていたことがわかりますね^^
そんな糺の森ですが、最近はナラ枯れによる被害が深刻化しています><

南側から糺の森に入ってすぐのところには、美人祈願の神社、河合神社があります^^
鏡絵馬というもので美人祈願をします。

河合神社 鏡絵馬

「方丈記」を書いた鴨長明はこの河合神社の神官の子だったそうで、境内には長明が住んでいた「方丈の庵」の復元展示がおかれています。
そして、サッカー必勝の神様(任部社)もここにあります^^

糺の森を進んで南口鳥居近くまで行くと、手水舎があります。

下鴨神社 手水舎

写真ではわかりにくいですが、上の方に「水神守護」のお札が貼られて祀られているんですね。

この手水舎は御手洗(みたらし)と言って、御祭神の神話伝承にちなむ舟形の磐座石になっています。
流れ出る水は糺の森の地中深くから湧きでるご神水で、水をそそぐ桶は、糺の森のヌシと呼ばれていた樹齢600年のケヤキなんだそうです。

鳥居をくぐった先には、男女の縁や様々な縁結びの神様、(産霊神)を祀る相生社(あいおいのやしろ)があります。

下鴨神社 相生社

めでたいことを「相生」というのも、この社が始まったそうです。
ここはいつも縁結びを願う女性達で賑わっていますね^^

この社の横には縁結びの御神木があります。
2本の木が1本に結ばれたものと言われていて、お社にいる神様のご神威によってそうなったんだとか。

今の御神木は4代目ですが、代々糺の森の神域の中で生まれるそうで、それが京の七不思議のひとつになっています。
縁結びの他、安産、子育て、家内安全のご神徳もありますので、ぜひ参拝しておきたい社ですね^^

ここから先に進むと下鴨神社の楼門があります。

下鴨神社 楼門

楼門をくぐった先には、重要文化財の舞殿橋殿神服殿があります。
中央にあるのが舞殿。

下鴨神社 舞殿

楼門の下からみる舞殿は綺麗ですね^^
そして御蔭祭の時に御神宝を奉安したり、祭事の時に神事芸能が奉納される橋殿。

下鴨神社 橋殿

そこには、新年の三ヶ日に舞殿に飾られていた、今年の干支である龍の絵馬がここに移されて飾られていました!

昇り龍 絵馬

写真の左上、見にくいですが「活龍不滞水」と書かれています。
かっこいいですね^^

そして本殿横の橋を渡ると、御手洗池(みたらしいけ)御手洗社(みたらししゃ)があります。

御手洗殿

実は、”みたらし団子”の名前の由来はここから来てるんです^^
御手洗池からは地下からの湧水が出ていて、それが糺の森の瀬見の小川になって流れていくのですが、その湧水の泡がお団子のように見えることから名づけられたんです^^

本殿の中門に戻って中に入ると、本殿と拝殿の前に言社(ことしゃ)があります。

下鴨神社 言社

上のような感じで、7つのお社に十二支を守る神様が祀られています。
自分の干支のお社にお参りしたり、絵馬を飾ったりするわけですね^^
下鴨神社の拝殿です。

下鴨神社 拝殿

本殿は西本殿、東本殿と二つあって、西本殿には国家安泰・厄除け・交通安全の神様、賀茂建角身命が、東本殿には縁結び・安産・育児の神様、玉依媛命が祀られています。

御朱印

下鴨神社の御朱印です。

下鴨神社 御朱印

本殿右手にある御朱印所で若い巫女さんに頂いたのですが、達筆ですね^^
「山城国一之宮 賀茂御祖神社」 と書かれていて、社紋のフタバアオイの印が押されています。
下鴨神社のオリジナル御朱印帳も販売されていました。

フタバアオイのマークのあるシンプルな御朱印帳で、カバー付きで900円。
そして、ここは山城国の一の宮ですので、全国一の宮御朱印帳も1,000円で売られていました。
と言っても、中に説明があるわけでもなく、頂くページが決められているわけでもなく、シンプルなものです。

賀茂御祖神社のアクセス情報

正式名称 賀茂御祖神社
別称 下鴨神社
ご利益
  • 賀茂建角身命:世界平和、五穀豊穣、殖産興業、身体病難解除、方除、厄除け、入学、就職の試験などの合格、交通、旅行、操業の安全
  • 玉依媛命:縁結び、安産、育児
TEL 075-781-0010
住所 京都府京都市左京区下鴨泉川町59
開門時間 6:30~17:00
電車・バス
  • 京都駅より地下鉄烏丸線 北大路駅まで行き、北大路駅より市バス1番・205番(約25分)下鴨神社前(もしくは糺ノ森前) 下車
  • 京都駅~下鴨神社前(もしくは糺ノ森前)まで市バス4番・205番(約35分)
  • 京阪出町柳駅より徒歩10分
京都駅より下鴨神社までタクシー ¥2000円~3000円(約20分)
駐車場 有料(30分150円)
公式サイト http://www.shimogamo-jinja.or.jp/

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