三輪山を訪ねる前に読んでおきたい本

三輪山の大物主神さま

ここ3,4年、初詣は大神(おおみわ)神社に行っています。
なぜか?というと、特別な理由がなく、単に実家から近い大きな神社だからです(≧▽≦)

正月はものすごく人が多くて賑わっています。
でも、今年になって神社に興味を持ち始めて、大神神社がものすごく由緒のある神社だということがわかりました^^;

日本最古の神社と言われていて、古事記・日本書記の中でも重要な位置付けで書かれているんですね~。

大神神社は、三輪山をご神体として、大物主神(おおものぬしのかみ)という神様をお祀りする神社です。

なので、大物主神のことを知るために、大神神社が監修しているこの本を読んでみました。

大物主神は、大国主命の和魂だった!

古事記や日本書紀(合わせて『記紀』と言います)には、大国主命(おおくにぬしのみこと)の国作りの物語が書かれています。
大国主命は、出雲大社に祀られている神様で、日本の八百万の神の中でもボス的な存在ですね^^

そして大物主神は、大国主命の和魂(にぎみたま)なんです。

“和魂”というのは、神の持つ霊魂の一つで、霊魂は和魂(にぎみたま)荒魂(あらみたま)の二つから出来ています。

そして、和魂はさらに幸魂(さきみたま)奇魂(くしみたま)に分かれます。

  • 荒魂(あらみたま)・・・荒々しい力を持つ神霊
  • 和魂(にぎみたま)
    • 幸魂(さきみたま)・・・人を幸せにする神霊
    • 奇魂(くしみたま)・・・不思議な力を持って物事を成就させる神霊

大神神社の由緒に繋がるストーリーを説明すると、大国主命は少彦名命(すくなひこなのみこと)と一緒に国作りをしていたのですが、少彦名命は途中で常世(とこよ)の国という海の彼方の国に行ってしまいました。

その後国作りを1人で行いましたが、一緒に国を治める者を探していたところに、海の彼方から神々しい光を照らしながら現れたのが大物主神さまです。
その際、大国主命とこんな会話がなされたことが書かれています。

大物主神:「もし私がいなければ、あなたがどうしてこの国を治めることができたでしょうか。私がいたので、あなたはこのように立派な国造りの功績を立てることがおできになったのです。」
大国主命:「あなたはいったいどなたなのでしょうか」
大物主神:「私はあなたの幸魂・奇魂である」
大国主命:「確かにその通りです。それで納得できました。あなたは私の幸魂・奇魂なのです。今、どこに住みたいとお思いでしょうか」
大物主神:私は日本国の三諸山に住みたいと思う」

“三諸山”というのが現在の三輪山なんですね~。

ちょっと概念が難しいのですが、大国主命と大物主神は、同じ神様であって同じでない部分を持ち合わせているようですね^^;


この本には他にも大物主神さまに関する伝説が書かれています。
大神神社はいつも正月に行ってお馴染みの神社ですが、この本を読むと、正月のようなにぎやかな時だけでなく、普段の静かな時に行ってみたくなりますね^^

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