神道・仏教用語集 な行

神社・神道用語集 な

お寺・仏教用語集 な

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神社・神道用語集 ぬ

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神社・神道用語集 ね

お寺・仏教用語集 ね

神社・神道用語集 の

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中臣祓訓解(なかとみのはらえくんげ)

大祓詞(おおはらえのことば)である中臣祓の注釈書。
現存する最古の中臣祓の注釈書で、鎌倉初期までに成立した。
天台宗寺門派によって完成された両部神道書と考えられている。

神宮には古来から仏教忌避の伝統があったが、その説明として「第六天魔王譚(てんまおうたん)」や「行基参詣譚」を用い、中世神道書に大きな影響を与えた。

南都六宗なんとろくしゅう

奈良時代に中国から伝来して栄えた仏教宗派。

  • 法相宗ほっそうしゅう
  • 華厳宗けごんしゅう
  • 律宗りっしゅう
  • 倶舎宗くしゃしゅう
  • 三論宗さんろんしゅう
  • 成実宗じょうじつしゅう

当時の僧たちは現在のように特定の宗派に属するわけではなく、一つの寺院で種々の宗派を学んでいて、南都六宗は元々東大寺に属していた。

現在は統合(倶舎宗は法相宗に、三論宗と成実宗は華厳宗に属した)したので三宗になっている。

新嘗祭(にいなめのまつり)

収穫を感謝する秋祭り。
重要な宮中祭祀のひとつで、毎年11月23日に神嘉殿にて執り行われる。

天皇が天照大神をお招きし、食事を共にされる神今食では、新穀を用いる。

天皇が即位の礼の後、初めて行う新嘗祭は大嘗祭という。

二十一社記(にじゅういっしゃき)

鎌倉時代後期から南北朝時代の公卿、北畠親房による由緒記。
二十二社を中心とする諸社の由緒が記されている。

二十二社奉幣(にじゅうにしゃほうへい)

二十二社は、祈雨を中心に、国家の大事や天変地異の時など、臨時の際に特別の奉幣を行う神社。
第72代 白河天皇の御代に制度として成立。
平安中期以降は2月と7月の年2回の祈念奉幣も行うようになった。

平安初期、全国各地の神社に臨時奉幣を行っていたが、徐々に畿内に狭め、十六社奉幣に定められ、996年に二十一社奉幣となった。
これが長く続いたが、白河天皇の御代に日吉社が加わり、二十二社奉幣となった。
「祈願」といっても全ての社に奉幣するのではなく、内容によって数社が選ばれていた。

格式の高い順から、上七社、中七社、下八社と分けられている。

上七社 中七社 下八社
伊勢神宮 大原野神社 丹生川上神社
(上社・中社・下社)
石清水八幡宮 大神神社 貴船神社
上賀茂・下鴨神社 石上神宮 吉田神社
松尾大社 大和神社 北野天満宮
平野神社 廣瀬神社 廣田神社
伏見稲荷大社 龍田神社 梅宮大社
春日大社 住吉大社 八坂神社
日吉大社

二入四行論ににゅうしぎょうろん

自己修養の入り方・行じ方に関する、達磨が説いた思想。

  • 理入りにゅう:知識・認識など理屈の悟り
  • 行入ぎょうにゅう:現実における実践の悟り

の2つに大きく大別される。
更に「行入」は以下の4つの実践段階に大別される。

  • 報冤行ほうおんぎょう:実践の第一段階。色々と発生する問題に捉われて恨み辛みを持つのではなく、根本に振り返ること。すべては自己責任であることを理解すること。
  • 随縁行ずいえんぎょう:実践の第二段階。すべては縁であり、自らの縁に従って行ずること。
  • 無所求行むしょぐぎょう:実践の第三段階。すべては本来「空」であることを理解し、煩悩や貪欲を捨て、無心になること。
  • 称法行しょうぼうぎょう:実践の第四段階。道理や心理と合致して、矛盾や差別無く、すべては教えのままに行じること。

日本後紀(にほんこうき)

日本書紀に続く漢文の正史、六国史の第三にあたる。
第50代 桓武天皇11年(792年)から第53代 淳和天皇(833年)までの42年間が記されている。

平安時代初期の承和7年(840年)に藤原緒嗣らによって完成した。

日本三代実録(にほんさんだいじつろく)

日本書紀に続く漢文の正史、六国史の第六にあたる。
第56代 清和天皇(858年)から陽成天皇、光孝天皇887年)に至る30年間が記されている。

平安時代の延喜元年(901年)に藤原時平、菅原道真らが成立させた。

日本書紀(にほんしょき)

天武天皇の第三皇子である舎人親王(とねりしんのう)らが中心となって編纂した歴史書。
養老四年(720年)五月に成立し、全三十巻のうち最初の二巻が神話となっていて、第41代 持統天皇(697年)までの歴史が記されている。

「帝紀」「旧辞」だけでなく、社寺の縁起や百済の記録など幅広い資料を基にして作られてた。
天地開闢から第四十一代持統天皇までが記されている。

国内向けの「古事記」とは対照的に対外的な国家意識をもって、漢文で編纂されている。

日本書紀纂疏(にほんしょきさんそ)

一条兼良による『日本書紀』の注釈書。
康正年間(1455年~1457年)に成立。

神代巻のみを注釈したもので、日本の古典籍のみならず、漢籍、仏典、韻書まで用いて注釈されている。

三教一致思想を基調としており、吉田兼倶に大きな影響を与えた。

日本文徳天皇実録(にほんもんとくてんのうじつろく)

日本書紀に続く漢文の正史、六国史の第五にあたる。
第55代 文徳天皇ご一代の御代(850年~858年)が記されている。

平安時代の貞観13年(871年)、第56代 清和天皇が藤原基経らに編纂を命じ、元慶3年(879年)に成立。

入寂(にゅうじゃく)

僧が亡くなること。「示寂(じじゃく)」、「遷化(せんげ)」、「入滅(にゅうめつ)」ともいう。

入定(にゅうじょう)

弘法大師空海が永遠の定に入ること。
弘法大師にのみ適用する用語。

入滅(にゅうめつ)

僧が亡くなること。「示寂(じじゃく)」、「遷化(せんげ)」、「入寂(にゅうじゃく)」ともいう。

如意輪観音にょいりんかんのん

七観音の一尊。
「如意」は願いが叶う不思議な珠「如意宝珠」、「輪」は仏教の智恵の象徴であらゆる適を追い払う戦車の車輪をかたどった「法輪」を指し、それを手にしている。
この二つで意のままに説法を行い、物心両面にわたって人々の願いを叶えてくれる。

仏像は、蓮華座の上に左脚を折り曲げて座り、輪王座りんのうざという右脚を片膝にした姿勢をとり、右肘をついて頬に手をあてて、思索にふけるポーズをとっている。

如来にょらい

大乗仏教において「真理に到達した人」の意。
「如」は「真理」を指していて、真実の世界から来た者になる。

仁王経(にんのうきょう)

般若経(総称)のうちのひとつ。
天災・人災などのわざわいで国土が乱れたとき、この経をいただき唱える五穀は豊かに実り、国と人々は繁栄すると説く。
そのため、護国思想と結びついて利用された。

涅槃寂静ねはんじゃくじょう

涅槃(煩悩の炎の吹き消された悟りの世界)は、静やかな安らぎの境地(寂静)であるということ。
三宝印の一つ。

残りの三宝印である、諸行無常・諸法無我の事実を自覚することで、涅槃寂静の姿となる。

祝詞(のりと)

祭祀の際に神前で唱える言葉。
最高の言葉で御神徳をたたえ、神に種々の幣帛を供えて祀り、神の恵みに感謝し、神の恵みを願う言葉である。


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