御朱印について

神社やお寺には<御朱印というものがあります。
御朱印を頂きながら巡る寺社巡りは、参拝する時の私の楽しみの一つです^^

御朱印帳

上の写真の中に書かれているものが御朱印です。
頂いた御朱印は、お守りとして大切に保管します。

御朱印をいただくには、まずは専用の御朱印帳をあらかじめ購入します。
そして、神社の社務所や授与所、お寺の納経所などで頂くことができ、目の前で書いてくれます。

御朱印帳は1冊で20~40ヶ所の御朱印を収集することができます。
(御朱印は一般的には300円。)

御朱印は2,3分ほど時間をかけて、丁寧に書いてくれます。
達筆な方が多く、気持ちを込めて書いて頂くと、ありがたい気持ちになりますよ♪
帰ってから眺めるのも楽しいですし、参拝したことが記憶に残りやすいですね^^

御朱印はそもそも、神社で自分で用意した願文・誓詞を奉納した証として、神印と神社の名号をいただいたことから始まりました。
そしてお寺でも、写経をしてそれをおさめた証(納経印)として頂いていたんです。

でも今ではそういうことをしなくても、参拝した証として気軽に頂くことができます。

御朱印は社寺によって違う

御朱印の書き方は、神社とお寺では違いますし、内容もそれぞれの社寺で違うのが面白いところ。
有名な所を紹介すると、

伏見稲荷大社 御朱印 

下鴨神社 御朱印 北野天満宮 御朱印

上の四つのうち、上二つが京都の伏見稲荷大社、下が左から下鴨神社、北野天満宮です。

神社の御朱印は、基本的には右側に「奉拝」の文字(つつしんで拝します、という意味)、真ん中に神社名の文字と社紋や神社名の、左側に参拝した日付を書きます。
スタンダードなのが左上の「伏見稲荷大社」の御朱印ですね。

でも、伏見稲荷大社は境内が広く、山全体が境内になっていますので、いくつか御朱印が貰える場所があります。

左上は本殿の御朱印ですが、奥宮という場所もあって、そこまで行くと奥宮の社務所で奥宮の御朱印、稲荷山を登るとその途中に社務所があるので、そこで稲荷山の御朱印がもらえます。
というわけで、右上の御朱印には「稲荷山」と入っています。
そして山に登っているので、「奉拝」ではなく「登拝」になっていますね^^

左下は下鴨神社ですが、正式名称は「賀茂御祖神社」という名前なので、そういう風に入っています。
そして、社紋であるフタバアオイ、そして昔は「山城国一之宮」という社格があったので、それをアピールしています。

右下の北野天満宮は、真ん中に神社名の手書きがなく、シンプルな感じなのですが、梅の社紋が北野天満宮らしく、オリジナリティを出しています。

次はお寺で有名どころを紹介すると、

東寺 不動明王 東寺 八幡大菩薩

平等院鳳凰堂 御朱印 興福寺 御朱印

上の四つのうち、上二つは京都の東寺で頂いた御朱印です。

お寺の場合、特に広い寺院だとお堂ごとに本尊が違っていたりすることがよくあるので、本尊ごとに御朱印を用意しているところが多いです。
左上は御影堂の本尊、不動明王の御朱印、右上は鎮守八幡宮の八幡大菩薩の御朱印です。

左下は平等院
東寺のように真ん中に本尊名が書かれるパターンもありますが、鳳凰堂が有名な平等院は「鳳凰堂」と書かれています。

右下は奈良の興福寺
興福寺にもたくさん御朱印がありますが、その中の一つのものは「今幸福力」と書かれています。
本尊名でもお堂名でもなく、興福寺が発する幸福の力としてアピールしているのでしょうか?^^

このように、書かれているものはお寺によって色々で、そのお寺特有の教えがあるのなら、その教えを簡潔に表す文字が入ったりすることもあります。

御朱印帳を用意する

御朱印帳は表具店や和紙・和文具用品店などで売っていますし、神社やお寺でも売っている場合があります。

表具店なら鳩居堂が有名です。
(鳩居堂は京都の本店と、東京に何ヶ所かあります。)

値段は1,000円~1,500円くらいです。
サイズは、縦16~18cm、横11~12cmくらいの蛇腹式が一般的です。

神社やお寺で売っている御朱印帳は、鳩居堂のようなお店から卸してもらっている場合もありますし、オリジナルの御朱印帳を用意しているところもあります。
中は蛇腹式で一緒なのですが、表紙のデザインが違うんです^^

例えば、私が持っているものを紹介すると、

御朱印帳

左から「鳩居堂」で購入した御朱印帳、「平安神宮」のオリジナル御朱印帳、「晴明神社」のオリジナル御朱印帳です。

鳩居堂はデザインの種類が豊富で、かわいいものが多い感じです^^

オリジナルの御朱印帳は、それぞれの神社を表す特徴的な何かが描いている感じです。

真ん中は平安神宮のオリジナルですが、平安神宮は、四神相応の地ということで、方角を司る玄武、蒼龍、朱雀、白虎の四神が表紙のモデルになっています。

右の晴明神社は、社紋でもあり陰陽道で魔除けの呪符として伝えられている五芒星のマークだけというシンプルなデザイン。
それでも五芒星といえば晴明神社ですから、晴明神社のものだとわかります。
そして、鎮座地が京都の西陣にあることから、表紙は西陣織で作られています。

次にお寺で売られている御朱印帳。

お寺 御朱印帳

左から興福寺南禅寺大覚寺です。

興福寺にはいくつかオリジナル御朱印帳がありますが、私が持っているのは、有名な阿修羅像の着衣の柄と同じデザインがされた御朱印帳です。
下は阿修羅のフィギュアですが、このように柄が入っています。

阿修羅 フィギュア
(※フィギュア:仏像フィギュアのイSム(いすむ)WEBショップより)

この柄の御朱印帳ですね^^

次に南禅寺の御朱印帳は、カッコいい群虎図の御朱印帳。
写真には写っていませんが、ケース付きです。

大覚寺の御朱印帳もいくつかありますが、私もがっているのはお寺の宸殿「牡丹の間」にある襖絵(狩野山楽 筆)を忠実に再現した牡丹図の御朱印帳。
ビニールカバーが付いています。

このように、オリジナルの御朱印帳は御当地ならではのものや、ゆかりのあるものをモチーフにデザインされたものもあるので、御朱印帳をどこで買うかでも迷ってしまいますね^^

でも、オリジナル御朱印帳はその場所に行かないと買えないので、気に入ったものがあれば買うと良いかもしれません。
私はビビッと来たら買っちゃいます^^;

御朱印帳を使い分ける

通常よく売られている御朱印帳は、蛇腹式で表面で20~22ページほどです。
ここに御朱印をもらうわけですが、足りませんよね^^
(ページがたくさんある御朱印帳もありますが、厚すぎたり重かったり、持ち歩くには不便です。)

なので、足りなくなったら新しいのを購入していくわけですが、集め出すと使い分けたくなるかもしれません。
私も御朱印集めをする時、どう使い分けようか結構考えました^^;

よくある使い分けのパターンは、

  1. 神社とお寺を分ける
  2. 場所別に分ける
  3. 巡礼別に分ける

という感じです。
最終的には個人の好みですね^^

私はどれもやっていて、基本的には1の神社用とお寺用の御朱印帳(お寺の場合は「納経帳」とも言う)で分けて使っています。
場所別の使い分けは、これはアバウトな感じで、京都用、奈良用など、都道府県くらいでわけています。

「巡礼」というのは、お遍路さんで有名な四国八十八ヶ所霊場巡礼や、西国三十三ヵ所観音霊場巡礼などが有名ですね。
その霊場に指定された決まったお寺を回るわけです。

巡礼についての詳細はこちら

その時、普通の御朱印帳に貰っても良いのですが、巡礼専用の御朱印帳もあります。

巡礼用御朱印帳

上の写真は、

  • 西国薬師霊場宝印帳
  • 西国三十三所観音霊場御納経帳
  • 洛陽三十三所観音霊場納経帖
  • 京都十三仏霊場納経帳

の専用御朱印帳です。
名前はややこしいですが、全部霊場専用の御朱印帳です。

御朱印帳のタイプも「紐閉じタイプ」や「バインダータイプ」などもあります。
下は、バインダータイプになっている、西国薬師霊場宝印帳。

西国薬師霊場宝印帳

横長で特殊ですね^^
普通の御朱印以外に、そのお寺の御詠歌も書かれています。

この特殊な御朱印は、指定されている霊場に行けば用意されています。
霊場はどの順番から回っても良いですし、何年かかけて少しずつ回っても構いません。
巡礼専用のものじゃなくて普通の御朱印帳に貰っても良いのですが、巡礼専用の方が札所番号で整理しやすい感じですね^^

なので私は、巡礼になっているものは巡礼専用の納経帳に頂きます。
巡礼専用のものは、各札所に指定されているお寺に行けば大抵販売していますが、微妙に小さいお寺の場合は売ってないこともありますので御注意下さい^^;

私は、上の写真にもある西国三十三所の納経帳だけは楽天で売っているのを見つけましたので、そちらで夫婦分の2冊購入しました。
表装の詠智会 西国三十三所納経帳

西国三十三所納経帳

水彩画入りで裏のページには御詠歌も入っています。

西国三十三所納経帳

紐閉じタイプですが、必要なページは既に閉じられていますので新しく追加する必要はなく、あとは札所番号の決められたページを開いて御朱印を頂くだけになっています。
お寺で売っている専用納経帳よりも良い感じです^^

その他、御朱印帳の使い分け方として、ご利益別など自分なりに想いを込めた特別な巡り方があれば、それ専用に御朱印帳を用意しても良いと思います。
「恋愛成就の神社」「金運の神社」など決めて回ると、後で眺めると気持ち良いでしょうね^^

また、御朱印帳は蛇腹式になっていることが多いですが、「いっぱいになったら裏面にも頂くかどうか?」ということがありますが、それは人それぞれです。
私の場合は両面貰うようにしています。

表面だけ貰う人がいるのは、自分が死ぬ時に棺桶に入れてもらうと、御朱印帳が屏風のようになって神様の御加護を受けるそうで、その際、裏面に書かれているものは見えない、という考えがあるからだとか。

でもそれをどう受け止めるかは人それぞれで、好みの問題でしょうね^^

御朱印をいただく時のマナー

御朱印をいただく時のマナーについてです。

マナーと言っても、手水舎で手を洗い、参拝した後に御朱印所に向かい、書いていただくという、ごく当たり前のことで難しいことではありません。

しかし、”御朱印集め”ということからついついコレクション魂に火がついてしまうことがあると思います。

コレクションすることが悪いわけではありませんが、スタンプラリー感覚になって時間外に無理にお願いしたり、参拝せずに御朱印だけ求めたりして、参拝した証として頂くという本来の目的を忘れて行き過ぎてしまう方がいるようなのです^^;

御朱印を頂くということは、神霊を宿すという行為にもなりますので、非常にありがたいものです。
参拝して心清らかになって、ありがたく受けるようにしたいですね^^

「前に参拝したから」というものでもなく、御朱印を頂くのならその時はきちんと神様・仏様に挨拶するのが礼儀だと思います。

行った時間に神職さんがいなかったりなどで御朱印を受けられない場合もありますが、私はその時「また訪れる機会を下さったのだ」と感謝の気持ちをもって次の機会に頂くようにしています。


御朱印は、集め出すとそれを後から眺めるだけでも参拝した時の気持ちを思いだし、ありがたい気持ちになります。
御朱印集め、やってみませんか?^^

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