縁結びのパワースポット 二見興玉神社

夫婦岩 遙拝所

縁結び・良縁祈願のパワースポットとして有名な二見興玉(ふたみおきたま)神社。
日本で最初の海水浴場のある二見浦に面しています。
参道も海岸沿いにあるので、海風の気持ちの良い神社です。

二見興玉神社に祀られている神様は猿田彦大神。
天孫降臨の際に、伊勢神宮の神様である天照大御神の孫、ニニギノミコトの道案内をした神様で、道開きの神様です。

二見興玉神社は、伊勢神宮参拝するにあたって重要な役割があります。
古来からお伊勢参りに行く前に、この周辺の立石浜で水を浴びて身心を清める(禊をする)のが慣わしとされていたんです。
なので現在でもお伊勢参りに行く前に立ち寄る場所とされています。

そのような二見興玉神社ですが、いくつか見どころがあります。

二見興玉神社の代表的なスポット 夫婦岩

夫婦岩

二見興玉神社といえば、やっぱり夫婦岩ですよね^^
海から突き出た大小の岩が、夫婦が寄り添うように見えることから名づけられていることから、縁結び・良縁祈願のパワースポットになっています。

この2つの岩には注連縄が渡されているのですが、実はこの岩、あるものを拝むための鳥居の役目をしているんです。

何を拝むための鳥居なのか?というと、2つあります。

1.興玉神石

1つは、ここから沖合約700メートル先に鎮まっているとされる興玉神石

神社名にも使われている石ですが、猿田彦大神の化身とされる霊石とも、天孫降臨の際に猿田彦大神が立たれた石ともされています。
神社では「興玉さま」と呼ばれているのですが、「興玉」というのは、海中の神霊を意味する「澳魂(おきたま)」を意味しているそうです。

興玉神石の大きさは、周囲約850メートル、高さ約7.5メートルという大きなもので、「石」というよりも「岩礁」といった方がよいかもしれません。

夫婦岩のすぐ近くには、興玉神石を拝するための遙拝所があります。

夫婦岩 遙拝所

この方向に興玉神石があるはずなのですが、そこから眺めても、それらしいものは見当たりません^^;
実は、かつては水面から出ていたそうなのですが、1854年、江戸時代に起こった安政の大地震で海中に没してしまったのだそうです。

でも、今でも興玉神石は神が寄りつく岩とされていますので、この周辺の立石浜は、神々のいる常世の国から寄せる波が最初に届く「聖なる浜」なんです。
なので伊勢神宮参拝前にここで身を清める禊が大切だったんでしょうね。

このように、事前に二見興玉神社で禊をすることを「浜参宮」と呼ぶのですが、今は水浴びまでしなくても、海藻で作られた御幣で清めてもらえます。

無垢塩草
※写真:NHK 歴史ヒストリアより

御幣に使われる海藻は、興玉神石に付いていた御霊草で、無垢塩草(むくしおくさ)と呼ばれています。

これでお祓いすることによって、海の潮の力で身を清めることができるそうです。

2.日の出

夫婦岩は、日の出のスポットとしても有名です。
よくカレンダーの写真になっていますよね^^

神社の絵馬も、日の出の様子がモチーフに使われています。

二見興玉神社 絵馬

初日の出っぽいイメージがありますが、実は正月に見に行っても、夫婦岩の間から日が昇るのを拝むことはできません。
日の出が見れるのは主になんですね。

4月から8月の間は夫婦岩の間から日の出を拝むことができます。

特に見どころは夏至の前後2週間の日の朝。

夫婦岩の先には富士山があるのですが、ここから富士山と重なる太陽を拝むことができるんです^^

二見興玉神社 日の出

でも、実際には気候の関係など色々あるので、きちんと富士山とセットで拝めるのは年に2回くらいしかないほどレアです。
見れたらラッキーですね^^

逆に冬至の前後(10月~1月頃)は夫婦岩の間からの月の出を見ることができます。
こちらもまた人気なのだそうですが、冬の夜なので寒そうですね^^;

御利益のかえるがいっぱいの参道

二見興玉神社 鳥居

二見興玉神社の参道には、至るところに「二見蛙」と呼ばれている蛙の像が置かれています。

二見興玉神社 かえる

かわいらしい親子蛙。

二見興玉神社 かえる

夫婦岩の前にも蛙。

二見興玉神社 かえる

とにかく蛙、蛙、蛙です。

二見興玉神社 かえる

これらは神社を参拝して御利益を受けた参拝者が奉納したものなのだそうです。

そしてこちらが、参拝者が夫婦岩を拝む方向に配置されている本殿。

二見興玉神社 本殿

その横では蛙みくじを引くことができます。

二見興玉神社 蛙みくじ

二見興玉神社 本殿

おみくじのほか、開運招福のお守りも入っていました^^

なぜこんなにも蛙が特別視されているのでしょう?
実は蛙は、猿田彦大神の使い(眷属)とされているんですね。

ここの蛙には、無事かえる、貸した物がかえる、若がえる等の御利益があるのだそうです^^

特に手水舎には、神のご神示によって水の中にお鎮まりになっている蛙がいて、満願蛙と呼ばれています。
この蛙に水をかけると願いが叶うそうです^^

二見興玉神社 満願蛙

二見興玉神社に訪れる際はぜひお参りしておきたいですね^^

ただし注意点が1つあります。

満願蛙は水の中にいる蛙です。

目の前に大きな蛙がいますが、水かけ地蔵のようにその蛙に水をかければ良いわけではありませんので注意して下さい^^

天照大御神がお隠れになった天の岩屋

二見興玉神社 天の岩屋

天照大御神が岩倉に隠れた天岩戸神話という話があります。
その天岩戸と言われる場所が全国各地にあるのですが、二見興玉神社にもあります。

それが上の写真の天の岩屋です。
中は岩窟なっています。

日の神が隠れることは「日の入り」を意味するわけですが、ここには日の出を遙拝する場所と日の入りの場所もあるわけですね^^

そして天の岩屋には、宇迦御魂大神(うかのみたまのおおかみ)が祀られています。

宇迦御魂大神というと、普通は稲荷神社の神様のことをいうのですが、ここでは伊勢神宮外宮の神様、豊受大神のことをいいます。
天照大御神の食事を作る神様ですね。

横にはそれらしい石神が横に立っています。

二見興玉神社 豊受大神

モリを持った姿ですが、海女さんが踊っている感じにも見えます。

この辺りは昔から海女さんがたくさんいて、伊勢神宮にお供えするための海の幸を提供してきたそうですが、天の岩屋は元々、海女さんが大漁祈願のために神様を祀っていた場所なのではないでしょうか?

伊勢神宮に食事を提供する、という役割を考えると、ここに豊受大神が祀られているのもわかる気がします。

岩屋の前には、このような輪注連縄が置かれていました。

天の岩屋 輪注連縄

この輪注連縄で、身のけがれや身体の悪いところをさすって、本殿に奉納することでけがれや悪いものを託すことができるそうです。

海の神を祀る竜宮社

二見興玉神社 竜宮社

二見興玉神社の参道の奥、そのまま海岸沿いに進むと、摂社の竜宮社があります。
ここには海の神様である綿津見大神(わたつみおおかみ)が祀られています。

「八大龍王大神」とも書かれているのですが、こちらは仏教で仏法を守る神様。
竜神というと水を司る神様なので、綿津見大神と習合しているのかもしれません。

「竜宮」と聞くとなんだかワクワクしそうな感じですが、この社は寛政4年(1792年)5月15日の大津波による災害と関係している社なんです。
村はなんとか立ち直ったのですが、その犠牲者の供養と郷中の安全を祈るために建てられました。

毎年旧暦5月15日に龍宮社例祭(郷中施(ごうじゅうせ))が行われます。
この神事では、茄子・胡瓜・みる・まつ菜などの神饌(お供え物)を用意し、小さな船に乗せて海に奉納します。

これは、「津波を急に見るな、待つな」という意味があるのだそうです。

このように、津波被害に由来のある社ですが、心願成就、開運、商売繁昌、海上交通安全、大漁満足など、幅広い御利益があります。
特に猟師さんなど海関係の仕事をしている人はぜひ参拝しておきたい社ですね^^

御朱印

二見興玉神社の御朱印です。

二見興玉神社 御朱印

本殿横の朱印所で頂きました。

こちらは摂社 竜宮社の御朱印です。

二見興玉神社 竜宮社 御朱印

竜宮社横の朱印所で頂きました。

二見興玉神社にはオリジナルの御朱印帳があります。

二見興玉神社 御朱印帳

夫婦岩からの日の出の風景をモチーフにした、二見興玉神社らしい朱印帳ですね^^
なかなか良い御朱印帳です。
竜宮社横の社務所にありました。


二見興玉神社に車で行く場合、気をつけたいことがあります。
それは駐車場のこと。
正月や神事などイベントの日はわかりませんが、基本的に無料です。

駐車場は国道42号線から海岸に向かって小さな道を入り、堤防沿いの二見浦公園の駐車場に停めることができます。
また、そこがいっぱいの場合は国道42号線を少しだけ伊勢市内方面に行き、コンビニの向かいにある音無山駐車場に停めることができます。
いずれも無料です。

問題は、国道42号線から二見浦公園に向かう小さな道に入ってすぐのところにある駐車場。
そこは有料なんですよね><

誘導員もいてそこに案内しようとしますので、無料の駐車場のことを知らずに停めると、あとで悔しい思いをしてしまいます^^;

私が参拝した時は、有料駐車場の誘導員の横で神社側の誘導員が無料駐車場を案内するという、なんとも言えないバトルが繰り広げられていたので助かりました(≧▽≦)
車で行く場合は気をつけて下さい。

二見興玉神社のアクセス情報

正式名称 二見興玉神社
ご利益
  • 縁結び
  • 良縁祈願
  • 開運
TEL 0596-43-2020
住所 三重県伊勢市二見町江575
電車・バス JR参宮線 二見浦駅より徒歩15分
駐車場 無料(二見浦公園の駐車場、音無山駐車場、共にそれぞれ20台ほど)
特別公開・注目の祭・イベント等 5月5日、9月5日と12月中・下旬のいずれかの土・日曜日(海況による):大注連縄張神事
5月21日:藻刈神事
夏至の日:夏至祭
旧暦5月15日:郷中施
7月15日:二見大祭(例祭)
公式サイト http://www.amigo2.ne.jp/~oki-tama/

周辺のホットペッパー・クーポンが使えるお店

富士OGMエクセレントクラブ 伊勢二見コース

  • 営業時間:月~日、祝日、祝前日: 11:30~13:30
  • 定休日:なし
  • 近鉄線伊勢市駅からバスで30分。二見浦駅下車です。

雰囲気の良い店内 ゆったり寛げる空間

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松風軒

  • 営業時間:月~日、祝日、祝前日: 12:00~15:0017:00~20:00
  • 定休日:なし
  • JR二見浦駅から徒歩5分。国道42号を越えて直進、駅より411mです。

地元料理が楽しめる お酒も豊富

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