中山寺

兵庫県宝塚市にある真言宗中山寺派大本山 中山寺を参拝しました!

中山寺は、聖徳太子が創建したという古刹です。
西国三十三所観音霊場に指定されているのですが、中山寺は日本で最初の観音霊場なんです。
なので元々は1番札所でもあったこともあり、特別感のある霊場です。

でも現在は、観音霊場としての面よりも、安産祈願・子授けの霊場としての方が有名になっています。
古くは、子宝に恵まれなかった豊臣秀吉も、ここで祈願して息子の秀頼を授かったそうですし、明治天皇の母、中山一位局も安産祈願をし、無事出産しています。

そういうこともあって中山寺は安産信仰の霊場として有名になり、妊婦さんやお礼参りの方、お宮参りの方、これから子供が欲しい方が参拝にくるそうです。

中でも出産の無事安泰を祈る安産の腹帯「鐘の緒」が有名で、関西圏からはもちろん、全国からも腹帯を求めて参拝者が集まります。

毎年秋になると境内でマタニティイベントプレママフェスタも開催されます。
境内には出産・育児関連の企業ブースが立ち並び、体験型イベントや抽選会もあり、体験出産・育児情報満載で実用的なイベントです。

名実ともに、子育てに関わりの深いお寺ですね^^

阪急電鉄「中山観音」駅を降りると、そこから2分くらいで山門にたどりつくのですが、途中の参道では、「御礼用さらし」の看板が立っていました。

中山寺 参道

そして、安産寺らしく山門前には、初宮まいりの御祈祷などを受け付ける総合案内所が用意されていました。

中山寺 初宮まいり

新生児の命名なども受け付けているようです。
名付けに困ったらこちらに相談するのも良いかもしれません♪

元一番札所らしい重厚な山門

中山寺 山門

表玄関の山門は、1番札所だったことという威厳を示すように、立派な門になっています。
三間一戸、入母屋造、本瓦葺、二階建ての楼門で、1646年、徳川家光の寄進により再建したものです。

両サイドには、近年復元修復されたという、赤々と力強い仁王像が立っていました。

中山寺 仁王像 中山寺 仁王像

仁王さんの前には、巡礼の道中の安全・足腰の無事を願うわらじが奉納されています。

中山寺 仁王像

昔の巡礼は当然ながら足で歩いて回らないといけませんから、それはもう大変です^^;
かつて1番札所だったからこそ、巡礼の始まりの地であるこの場所で道中の安全を願ったのでしょう。

でも今は車でまわれますし、歩くにしても昔より気軽にまわれますから、わらじが納められているのは昔の名残でしょうね。

中山寺は現在、西国三十三所観音霊場の第二十四番札所になっています。
一番から二十四番になったのは、西国三十三所巡礼の中興の祖である花山法皇にあるようです。

奈良の法起院の記事で、西国三十三所観音霊場の開祖である徳道上人のエピソードを紹介したのですが、徳道上人は観音巡礼が日の目を見るまで中山寺に宝印を埋めています。
詳しくはこちら⇒西国三十三所巡礼のふるさと 法起院

花山法皇はその270年後に宝印を掘り起こし、再び巡礼を広めた人物なのですが、現在の札所の番号は、その時の道順に従ってつけられているそうなんですよ^^

話を山門に戻すと、山門の裏側、両サイドには獅子と狛犬がいます。
綺麗に漆塗りが施されて復元されています。

口を閉じて角がある方が狛犬、口を開けて角がない方が獅子なのですが、こちらは狛犬の方を見てみて下さい。

中山寺 狛犬

凛々しい感じのイケ狛犬でした^^

塔頭寺院で御利益巡り

中山寺 塔頭寺院

山門をくぐると本堂に続く石畳の参道になっていて、両脇には5つの塔頭寺院(中山寺の子院)が並んでいます。

  • 総持院
  • 宝蔵院
  • 観音院
  • 華蔵院
  • 成就院

です。
子院なので通り過ぎてしまいそうですが、それぞれ目的別に御利益を掲げているんですね。
さらに、干支別の守り本尊七福神がそれぞれ祀られています。
参道を歩いているだけでは祀られている仏様や御利益が整理しにくいので、わかる範囲でまとめてみました^^

寺院名 守り本尊 七福神 その他の仏 御利益
総持院 ・文殊菩薩
(卯年)
・五大力不動
(酉年)
福禄寿 鬼子母神 水子供養祈願所
・進学成就
・家業繁昌
・富貴長命
・母子息災
宝蔵院 大日如来
(未年・申年)
弁財天 延命地蔵 厄除開運御祈祷所
・音楽弁財
・財福智恵
・健康長寿
観音院 普賢菩薩
(辰年・巳年)
大黒天 - 夜泣疳虫封じ御祈祷所
・除障延命
・福徳増進
華蔵院 阿弥陀如来
(戌年・亥年)
毘沙門天 子安地蔵 お宮参り御祈祷所
交通安全御祈祷所
・商売繁盛
・水子供養
成就院 虚空蔵菩薩
(丑年・寅年)
布袋尊 歓喜天 ・十三まいり
・学業成就
・入試合格
・除災招福
・福徳円満
・財運豊厚

全部回ればたくさんの御利益が頂けるわけですが、全部回る時間がない方は、自分の干支のところだけでも参ると良いですね^^

また、七福神に関しては、山内七福神巡りといって、中山寺内で七福神全員に参拝することができます。
お手軽に七福神巡りができるのもいいですね^^

塔頭寺院に祀られていない寿老人と恵比寿は、別の場所に祀られています。

  • 寿老人(寿老神堂)
  • 恵比寿(鎮守社)

下は寿老神堂。

中山寺 寿老神堂

寿老神堂の寿老人は、西国七福神の札所にもなっています。

そして恵比寿が祀られている鎮守社は大願塔のそばにあります。

中山寺 鎮守社

山内七福神はそれぞれ御朱印もありますし、専用の色紙で印をもらうパターンもあるようです。
色紙の場合は、納経所で購入することができて、色紙が100円で、印がそれぞれ300円です。
寿老人と恵比寿の印は納経所で一緒に頂いて、残りは塔頭寺院で頂けます。

ちなみに、寿老神堂の後ろには、なぜか大黒天を祀る大黒堂もあります。
こちらは三内七福神の大黒天ではないようです。
大黒天が祀られているところが2ヶ所もあると、七福神巡りをするときに紛らわしいのですが、こちらでは立派な大黒天の神像が拝めますよ^^

エスカレーター設置のハイテクな境内

中山寺 エレベーター

山門から本堂まで一直線の参道には階段が2ヶ所あります。
段数はそんなに大したことないのですが、ここにはそれでもエスカレーターやエレベーターが設置されているんです^^

中山寺 エスカレーター

お寺にエレベーターやエスカレーターがあるのは違和感がありましたが、よくよく考えれば中山寺の参拝者は、妊婦さんや子供を抱いたお礼参りの方が多いんですよね。
なので、頂いた祈祷料などを参拝者に還元している、と考えても良いのかもしれません。

1ヶ所目の階段でエレベーターやエスカレーターを利用すると迂回してしまうのですが、階段を上ったところにる石碑にも注目してみてください。

中山寺 明治天皇御平産祈願所

左側の石柱に「明治天皇御平産祈願所」と書かれています。
右の石柱には「観世音霊場○○」と書かれていて、下の方は読めませんが、西国三十三所のことでしょう。

この二つが中山寺が名刹たらしめる理由ですね。

仏像から古墳まで!見どころいっぱいの境内

中山寺 境内

参道から1つ目の階段を上ったところにある境内には、見どころがいくつかあります。
先ほど紹介した、寿老神堂もこのエリアにあるんですね。

まずは五百羅漢堂。

中山寺 五百羅漢堂

中を覗くと、たくさんの羅漢たちがお釈迦さまを取り囲んでいました。

中山寺 五百羅漢堂

羅漢たちは釈迦のお弟子さんです。
この空間は、お弟子さんが師匠の説法を聴いている姿を再現しています。

羅漢像は700体余りあるそうですが、「五百羅漢」と言っているのに700体以上あるのは変ですよね^^;
でもこの「五百」というのは、具体的な数字ではなく、「たくさん」という意味なのでしょう。
仏教や神道の世界ではよくそういう表現が使われますからね^^

羅漢たち一人ひとりをよく見ると、すべて顔が違っていて、色々な表情をしています。

「親兄弟の顔が見たくば中山寺の五百羅漢堂にござる」

という古歌があるそうですが、これだけ数があるので、似ている羅漢が一人くらいいてもおかしくありませんね^^

お次は閻魔堂。
名前の通り、閻魔様を祀る堂ですが、閻魔様だけでなく、脇侍や冥界の仲間たち?もいらっしゃいます。
裁判官でしょうか?

中山寺 閻魔堂

閻魔様は怖い顔でこちらをにらんでいらっしゃいます><
やましいことはありませんが、背筋がしゃきんとしてしまいます。

中山寺 閻魔大王

お寺の説明には何も書かれていませんでしたが、中山寺に閻魔堂があるのは、やはり西国三十三所巡礼が関係しているのではないでしょうか?
法起院の記事に徳道上人のエピソードを書きましたが、西国三十三所の宝印を閻魔大王から頂き、それを埋めたのが中山寺とされています。

閻魔大王とは縁があるお寺なんですよね^^

その宝印を埋めた場所、という説もあるのが、「中山寺古墳」です。
別名「石の唐櫃(からと)」。
境内に普通に古墳があるのも意外ですね^^

中山寺古墳

この古墳、第十四代 仲哀天皇の后、大仲姫の墳墓とされています。
横穴式石室になっていますが、奥には石棺が置かれていました。

中山寺古墳 石棺

こんなに綺麗に残っているのも珍しいですね。

中山寺の縁起によると、中山寺は聖徳太子が大仲姫のお告げで開いたことになっています。

聖徳太子は、対抗する物部守屋を滅ぼしたのですが、四天王寺を建てるとき、その悪霊の祟りに悩まされていたんですね。
どうしたものか困った太子が菩薩に祈りをささげていると、その夜、

「この地の北にある、紫の雲のたなびく地にお寺を建て、亡き人々をお祀り下さい。そうすれば悪霊は鎮まるでしょう」

という大仲姫のお告げがあったそうです。
それでこの地に紫雲山 中山寺として堂宇が建てられたことになっています。

とまあ、そのような伝説があるのですが、実際には、古墳時代後期に西摂地方に勢力を持っていた豪族の墳墓と考えられています。
本当に大仲姫のお墓ならロマンがありますが、豪族の墓という説の方が史実に基づいていそうですね^^;

極彩色が華やか!安産祈祷の中心地、本堂

中山寺 本堂

山門から参道をまっすぐ行くと、本堂にたどり着きます。

本堂は創建以来、度々の落雷火災や兵火で焼失していて、現在の本堂は慶長10年(1605年)豊臣秀頼が再建したもの。
秀頼も、秀吉がここで子授け祈願をして産まれたという縁がありますから、父の冥福と自分の誕生報恩のために再建したようです。

桃山時代の代表的な仏堂建築になっているのですが、とにかく素晴らしい極彩色です!

中山寺 本堂

中山寺 本堂

中山寺 本堂

本堂内には、御本尊、十一面観音菩薩がいらっしゃいます。
普段は秘仏で、観音様の御縁日である、毎月18日に公開されています。

そのお姿は、古代インド アユジャ国の王妃、勝鬘夫人(シュリーマーラー)を写したそうです。
このご夫人は、女人済度を悲願とした仏教徒です。
このような御本尊だからこそ、中山寺に安産信仰が産まれたのかもしれませんね。

安産祈願は「戌の日」に

中山寺 本堂

安産祈願は妊娠5ヶ月目(16週)に入った最初の戌の日に行うのが日本の風習になっています。

(いぬ)の日」の理由は、犬の出産は軽くて安産だということからきています。

「妊娠5ヶ月目」というのは「安定期に入る頃」という理由が考えられます。
つわりが落ち着いて胎盤も出来上がりますので、その時なら落ち着いて参拝できますね。
16週を超えても体調が悪い方は無理をせずに、安定してからでも良いようです。

中山寺の公式サイトで戌の日カレンダーが用意されていますので、それを見て参拝する日を決めるとよいでしょう。

安産祈祷の受付は本堂にあるのですが、やってもらえる祈祷は2種類。

  • 安産祈祷
    ご祈祷料7,000円(腹帯一本、お守り、御札)
  • 安産特別祈祷
    ご祈祷料20,000円(直接祈祷、腹帯二本、お守り、御札)

です。
この祈祷で頂ける「鐘の緒」という腹帯(さらし)が人気なんですよね^^
御祈祷を受けた腹帯なので、安産間違いなし!ということなんです。

どちらの祈祷も腹帯を頂けるのですが、値段の違いは腹帯の本数と、妊婦さんご本人に直接祈祷をするかどうかです。

「安産祈祷」では、お札を妊婦さんの身代わりとして10日間祈祷します。

それに対して「安産特別祈祷」では、妊婦さんご本人に直接祈祷を行います。
さらに安産祈祷と同じようにお札を身代わりとして10日間祈祷します。

祈祷したお札は後日郵送されます。

安産祈祷はこのような流れです。

無事出産したら、お礼参りも忘れずに^^
お礼参りは、無事出産で来たことのお礼とともに、今後の無事と健やかな成長を願うものです。
中山寺で受けた腹帯やお守り、お札をお返しし、新しいさらしを買ってお寺に納めます(お納め料1,000円)。
さらしは本堂で販売(500円)されていますので、事前に自分で用意する必要なくお礼参りができます。

子授けのお願いは子授け地蔵に

本堂左横の坂を登ったところには、子授け地蔵堂がひっそりと佇んでいます。

中山寺 子授け地蔵堂

本堂前は人がいっぱいなのですが、ここはそんなに距離があるわけでもないのにひっそり。
でも、子授けをお願いしたい方はこちらも参拝しておくとよいですね。

お地蔵様の横には、「子授け願布」というよだれかけがたくさん奉納されていました。

ここから右の道を行くと、大師堂があります。
本堂は安産祈願のお堂でしたが、子授けの祈祷は大師堂が受付になっています。
祈祷料は3,000円です。

奥の院へは1時間かかります

中山寺 奥の院 入り口

私は今回いけませんでしたが、中山寺には奥の院があります。
上の写真は境内から奥の院へ向かう道の入り口です。

入り口には「お休み処 梵天」という喫茶店もあります。

中山寺 梵天

ご飯からデザート、飲み物まで充実しているのですが、ここは奥の院に行かれる方がよく利用するようです。
なぜなら、奥の院には、麓から1時間くらいかかるそうなんですよね^^;
山登り姿のお年寄りの方も何組か見かけました。

中山寺 奥の院

看板には「日本最初の厄神明王」と書かれています。
2kmの道のりです。

1時間なので行けないことはないのですが、往復2時間の時間がなかったので、今回はあきらめました><

奥の院には、先ほど紹介した「大仲姫」の息子である「忍熊皇子(おしくまのみこ)」と、聖徳太子が鎮魂した「物部守屋」が祀られているそうです。
忍熊皇子にはこのようなエピソードがあります。

「仲哀天皇」には3人の妻がいました。
皇后(正室)の「神功皇后」、そして二人の妃(側室)「大仲姫」と「弟媛」です。

神功皇后は、日本書紀にも登場する人物で、朝鮮半島に出兵して三韓征伐をしたことになっていますね。
出兵は仲哀天皇が指揮をしていたのですが、その最中に天皇が崩御してしまい、神功皇后の指揮のもとに出兵が進められます。
実はその時、神功皇后はお腹に赤ちゃんがいたんですね。

それでもどうにか三韓征伐を成功させ、その帰路の筑紫で出産しています。
その皇子が誉田別尊(後の応神天皇)です。

このような背景があるのですが、それによって不幸が降りかかったのが忍熊皇子です。

神功皇后にはそれまで皇子がいなかったため、仲哀天皇の次の皇位が期待されていました。
しかし、誉田別尊が産まれたことによって皇位継承が流れてしまうことを恐れたんですね。

それで、兄である香坂皇子と共謀して、凱旋する神功皇后を討つことを企てました。

しかしその戦いに敗れ、追い詰められた皇子は瀬田川に投身し、自ら命を絶ってしまったのです。

それによって神功皇后の息子である誉田別尊(応神天皇)が即位するわけですが、応神天皇が慰霊の使者を送ったところ、忍熊皇子の霊が現れ、

「恨みを捨て、厄除神になろう」

と答え、その姿は白鳥になり、山中の石の中(奥の院の白鳥石)に消えたそうです。

そのようなエピソードがあって、後の時代に聖徳太子が、物部守屋の鎮魂と、大仲姫や忍熊皇子の供養のためにお寺を建てたことになっているわけです。
「日本最初の厄神明王」というのも、このエピソードからきているようですね。

ただ、仲哀天皇も神功皇后も実在が疑われている人物ですから、どこまでが伝説でどこからが史実なのか、または全く違う史実があるのか、興味深いところですね^^

中山寺の御朱印

中山寺では頂ける御朱印がたくさんあります。

  • 西国三十三所観音霊場 第二十四番札所
  • 真言宗十八本山
  • 近畿三十六不動霊場 第二十一番札所
  • 聖徳太子御遺跡霊場 第二十六番札所
  • 摂津国三十三ヶ所観音霊場 第一番札所
  • 摂津国八十八ヶ所霊場第 第七十番札所
  • 西国七福神(寿老神)
  • 山内七福神

です。
私は上の二つを頂いています。

西国三十三所観音霊場 第二十四番の御朱印です。

中山寺 西国 御朱印

中山寺の御詠歌です。

中山寺 御詠歌

「野をもすぎ里をもゆきて中山の寺へ参るは後の世のため」

と書かれています。

真言宗十八本山の御朱印です。

中山寺 真言宗十八本山

中山寺へのアクセス

中山寺へのアクセスは、阪急電車が便利です。
阪急電鉄「中山観音」駅を降りるとそこにはすぐに参道があって、2分でお寺に着きます。
JRにも「中山寺」という駅がありますが、JRの場合は駅から15分くらい歩くので、阪急電車の方が近いですね。

車の場合は、中山寺には専用の駐車場がありませんので、私営の駐車場を利用する必要があります。
ただ、その場合に注意点があるんです。

中山観音駅付近にはいくつか私営駐車場があるのですが、2015年4月の時点では値段にばらつきがありました。

まず、中山観音駅の南側「阪急中山観音前」の交差点から駅に向かうと、2ヶ所の私営駐車場(中山駐車場津乃国屋と植田駐車場)が呼び込みをしています。
さらに進むと「One Park 中山寺」というコインパーキングがあります。
どの駐車場もメリットデメリットがあります。

【中山駐車場津乃国屋】(24時間営業)

  • 平日:2時間迄500円 以降一律1000円
  • 土日祝:2時間迄700円 以降一律1200円

収容台数は64台です。

【植田駐車場】(6:30~18:00)

  • 平日:3時間毎500円
  • 土日祝:3時間毎600円

収容台数は80台、最大料金は3時間以上1,000円です。

【One Park 中山寺】(24時間営業)

  • 平日:終日60分100円
  • 土日祝:終日20分100円

収容台数は15台、全日24時間最大900円です。

こういう違いがあるのですが、中山寺は、普通に参拝するならそんなに時間を要しません。
駅前から2分なので、お寺までの移動時間もそんなに時間かかりません。

それを踏まえて、平日に行くなら「One Park 中山寺」の方が良いですね。

土日祝なら、参拝時間によりますが、「植田駐車場」の方が良さそうです。
3時間もあれば、ゆっくり参拝できます。
サッと参拝を済ます方は「One Park 中山寺」でも大丈夫です。

さらに時間をかけて参拝したり、奥の院まで行かれる方は、中山駐車場津乃国屋も視野に入れて検討した方がよいでしょう。


中山寺は今回が初めてで、周ってみてどんなお寺かはわかったのですが、今回の訪問だけではまだ達成できていないことが後になってたくさんわかりました(≧▽≦)

奥の院は時間がなくていけませんでしたし、御本尊の御開帳の日にも行けていません。
大願塔や護摩堂は工事中でしたし、何より西国七福神巡りなるものがあったことを帰ってからわかりました。

西国七福神巡りは、阪急沿線(宝塚線)の指定された社寺の七福神を巡るもので、中山寺には寿老人がいらっしゃいます。

専用の大福帳を購入して、七福神を巡り、御朱印を貰うのですが、御朱印と一緒にミニ七福神人形が貰えるそうです。

そして御朱印を全部集めて御案内カウンターに行くと、ミニチュアの阪急電車も貰えるそうです。
面白そうですね♪

詳しくはこちらをご覧ください⇒沿線おでかけパンフレット | 西国七福神集印めぐり